

1971年に300円という価格で戦車とアニキたちがセットになって発売された伝説的プラモ「ドイツ2号戦車」。タミヤという歴史の中でもレジェンドな存在のこのプラモは今も生産され、僕たちは「普通に楽しむ」ことができます。

僕はこれまでエアブラシや缶スプレーでこのキットを塗って楽しんできました。しかし、筆塗りではまだでした。それは、筆塗りで快適に塗装できるダークイエローが自分の中で見つけられていなかったから……しかし!!先日遂に「シタデルカラー」の中に俺が求めていたダークイエローがあったのです!!! 「これならレジェンドをカッコよく筆塗りで仕上げられそうだぜ」という勇気が湧いてきました。さぁ、塗り倒すぞ!!!

戦車模型って筆塗りをすると改めていろんなところに突起や凹み、アクササリーがあって塗るのが大変だべって思います。そんなこともあるので、下地塗装だけは缶スプレーでサーフェイサーを吹いておくと、筆の届きにくいところにまで色を塗れたり、筆塗り時に塗料が弾かれるような心配はありません。

自分は車体上部はオキサイドレッドサフ、脚周りは影色を強調したいのでジャーマングレーや黒サフを吹くことが多いです。脚周りに黒系を吹いておくと転輪のゴムの色のアタリになって転輪の塗り分けもやりやすくなります。ここまできたらダークイエローを塗装します! 1層目をより黄色みが強いホブグロットハイドで塗ります。2層目はモルガストボーンを塗りますよ!!!



筆塗りというと「筆ムラ」とかが悪者としてよく聞きますよね。筆塗りを楽しんでいる人ほど、このムラを消そうとせずにお友達になろうとしている人が多いです。だからまずはごたくはいいから筆握って塗ってみようね。僕は戦車模型は「ウェザリングまでした完成系イメージ」を持って筆塗りしているので、均一にビシッと塗る気などさらさらありません。気をつけているのが筆ムラがウェザリングした時にウェザリング塗料とマリアージュするという感覚です。それはたったひとつのことをすればいいだけ。「汚れは高いところから低いところに流れる。平面ではジラつく」を意識して筆を動かすだけです。側面の装甲板なら上から下に筆を動かし、平面なら筆で叩くように塗ったりしています。ウェザリング前はとってもわざとらしくなるけど、これがのちに良い効果をもたらしてくれます。

全体に塗ってみて、本当にいい色だな〜と実感。2号戦車のサイズ感も筆塗りにピッタリ! 楽しすぎて時間を忘れる……手のひらに収まる戦車が筆でみるみる自分の好きな色になっていくこのダイレクト感は「堪らん」と言いたいほどのプラモ体験です。ホブグロットハイドは単色ベタ塗りのままでも往年のダークイエローの雰囲気が出て本当にかっこいいと思います! ここまで快適に筆塗りで楽しめるダークイエローはなかなかないと思います!
