滑走路用のプラ製コンクリートプレートが1枚ずつじゃらじゃら入っているICMの板のサーカスこと「1/72 ソビエト 滑走路用コンクリートプレート」。こちらを使って汎用性ある飛行機の台座を作ってみる企画。今回はパッケージにも描かれている「草」を植えてみようと思います。地方の飛行場などで見ることができる景色ですね~。
100円ショップの紙粘土と、タミヤの情景テクスチャーペイントのコンビがいれば簡単な地面はすぐ作ることができます。本当に粘土を盛って、形を整えて、塗料を塗るだけで地面ができるのでぜひやってみてね。それでは本題の「草」に行きましょう!
誰でもお手軽にふわふわの草を表現できるツール&マテリアルとしておすすめなのが、KATOの「繁茂・深雪ボトル」と「日本の草原」です。草原をボトルに入れて振ることで、草原パウダーが中で静電気を帯び、地面に振りかけたときにふわ~っと草が立ち上がります。超簡単にナイスな草の地面ができるんです。
ICMのプラモの箱絵のように緑を配置したことで、一気に雰囲気がよくなりました。今回の工程で一番時間がかかるのが粘土の乾燥時間だけで、あとの作業は道具さえそろっていれば30分くらいですべて完了します。模型のベースに緑を配置すると、途端に表情がよくなるので、ぜひチャレンジしてください。それでは~~~。
1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。ブログ/フミテシログ(http://sidelovenext.jp/)