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情景ベース最高のアクセントは「草」にあり! 草原が滑走路を引き立てる!!

▲板だけの滑走路に、緑を植えてみるぞ!

 滑走路用のプラ製コンクリートプレートが1枚ずつじゃらじゃら入っているICMの板のサーカスこと「1/72 ソビエト 滑走路用コンクリートプレート」。こちらを使って汎用性ある飛行機の台座を作ってみる企画。今回はパッケージにも描かれている「草」を植えてみようと思います。地方の飛行場などで見ることができる景色ですね~。

▲こちらのスピードボンドは、ベース製作の時にすごく役に立つのでおすすめです
▲今回は滑走路脇の草原を作ってみます。プレートの間から生えてきてる元気な雑草たちはまた今度
▲まずは滑走路脇に空けておいたスペースに、紙粘土を盛ります。100円ショップ買ったものです
▲粘土を盛る高さは、隣の滑走路の厚みと同じくらいにしています
▲粘土が乾いたら、塗れば何でも地面になる最強塗料「タミヤ情景テクスチャーペイント 土 ダークアース」を塗ります。一気に地面になったでしょ

 100円ショップの紙粘土と、タミヤの情景テクスチャーペイントのコンビがいれば簡単な地面はすぐ作ることができます。本当に粘土を盛って、形を整えて、塗料を塗るだけで地面ができるのでぜひやってみてね。それでは本題の「草」に行きましょう!

▲土の上に、ボンドを薄~く塗り広げます。木工用ボンドを水で溶いたものでOKです

 誰でもお手軽にふわふわの草を表現できるツール&マテリアルとしておすすめなのが、KATOの「繁茂・深雪ボトル」と「日本の草原」です。草原をボトルに入れて振ることで、草原パウダーが中で静電気を帯び、地面に振りかけたときにふわ~っと草が立ち上がります。超簡単にナイスな草の地面ができるんです。

▲ヨドバシカメラでもらった大きな買い物袋。この中にベースを入れて、草を振りかければ、ほかの場所に飛び散らないし、そのままゴミ袋として活用できます
▲ボンドを塗る、ボトルを振る、草原を振りかけるの3アクションで見事に滑走路脇の草原が表現できました!
▲ほんのちょっと緑が入るだけで、これだけ雰囲気よくなります! 緑はプラモ撮影のなめものとしてとても良いです
▲滑走路ぽくなってきましたね~~。完成までもう少し!

 ICMのプラモの箱絵のように緑を配置したことで、一気に雰囲気がよくなりました。今回の工程で一番時間がかかるのが粘土の乾燥時間だけで、あとの作業は道具さえそろっていれば30分くらいですべて完了します。模型のベースに緑を配置すると、途端に表情がよくなるので、ぜひチャレンジしてください。それでは~~~。

フミテシのプロフィール

フミテシ/nippper.com 副編集長

1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。ブログ/フミテシログ(http://sidelovenext.jp/)

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