先日ご紹介した「タミヤ 情景テクスチャー粘土」が本当に良かった。情景テクスチャー粘土があれば、これから発売となる「1/35 動物セットII」たちにも快適な環境を提供できる! 気分は牧場物語。動物たちが来ても安心な豊かな地面を作ってみようぜ!!
粘土の他に、MDFボード、木工用ボンド、KATOの日本の草はらを準備する。これで緑豊かな地面の準備は完了だ。
100円ショップに売っているMDFボードは、ベースや撮影用の台として活用できる。これに、情景テクスチャー粘土を盛れば、簡単に地面が完成してしまうのだ。情景テクスチャー粘土という名前の通り、粘土がランダムにぼこぼこしている。だからこそ盛るだけで自然な地面の凹凸が生まれるのだ。
情景テクスチャー粘土をベースに貼り付けるには「木工用ボンド」が便利。木工用ボンドは速乾燥タイプではなく、通常タイプを使用することをオススメする。それは粘土を盛るのにも意外と時間がかかるからだ。ベースに塗った木工用ボンドが、粘土を盛っている間に乾いてしまうなんてことを防ぐためにも、通常タイプをオススメしたい。
ある程度粘土が固まり出したら、お次は草を植える準備。粘土に木工用ボンドを塗りたくる。KATOからは「草はら糊」という専用の糊も発売されているので、余裕がある人は揃えてみよう。
KATOの日本の草はらは、同メーカーから発売されている繁茂・深雪ボトルの中に入れて、ベースに振りかけるようにして草を植える。ボトルに草はらを入れて、振ると静電気が発生し草がふわふわと立つのだ。
草はらは振りかけるので、汚れても良い場所や新聞紙を下に敷いたりしてからベースに振りかけよう! また空中にも舞うので、できればお外やベランダで作業することをオススメしたい。以前、同じタイプの雪をやった時は、舞った雪のパウダーが部屋でキラキラしていて擬似ダイヤモンドダスト状態になったりもした。
静電気によって勝手に草が立ち上がってくるので、立体的な草原になる。このふわふわ感を一度体験してしまうとKATOの日本の草原&ボトルコンビを手放せなくなってしまう。そしてコンビと最高に相性の良いタミヤの最強粘土「情景テクスチャー粘土」も発売されたことで、さらに地面は身近なものとなった。地面があればあなたの模型はもっとカッコ良くなること間違いなし。さぁ、粘土と草であなたの模型に最高のステージを作ろうぜ!!
1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。ブログ/フミテシログ(http://sidelovenext.jp/)