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息抜きの芝生づくりは青空を部屋に作り出してくれた/タミヤ 情景テクスチャーペイント

 スポーツをやったことがあると「ウォーミングアップ」だとか「クールダウン」という工程の重要性がわかったりする。絵を描くときもいきなりキャンバスや画用紙に向かうのではなく、丸を描いたり直線を描いたりすることで手を慣らしていくことを大事だという人がいる。いきなり始めたりいきなり休んだりするのではなく、何かワンクッション挟むといいというわけだ。

 最近、そういう意味で非常に有効だなと感じているのが、木の板だとか浅いトレイをひっくり返したものにタミヤの情景テクスチャーペイントを塗るという作業で、これはなんというか、カーモデルを作ったりフィギュアを塗ったりと、とにかく精密な作業をした後にやると気分がいい。それに、そういうことをして失敗してムキになっているときにも適している。あとは「何か作りたいけど、そこまでパワーがない」というときにも最適。

 ウォーミングアップにやってもいいし、クールダウンにやってもいい。目を凝らして指先に神経を集中させていたさっきまでの自分が腕利きの時計技師のようなものだとしたら、情景テクスチャーペイントを塗っている時間はまるで素手で泥遊びをするような反対の行為を行うので頭の中がスッキリする。しかもこの作業、失敗することはほとんどないのでそれも良い。お気に入りの作業は土を塗って、草を塗るのツーステップで、たくさんの芝生が生い茂る情景が出来上がると心が晴れやかになる。

 作った芝生の上にタミヤ 1/24 スポーツカーシリーズ アルピーヌ ルノー A110 モンテカルロ 1971 を置いて気づいたことがある。これだけ青々とした芝生の上に実際に存在するラリーカーは青空の下できっとピカピカに綺麗。何かの催しで展示されているときはきっとこんな風。すっかりしまわれたカーモデルをもう一度部屋のどこかに置くとしたら、それは芝生の上がいい。

 筆でじっくり塗ってもいいけど、テンポよくいくのであればバターナイフやティースプーンでガシガシ塗っていくとナイスです。

クリスチのプロフィール

クリスチ

1987年生まれ。デザインやったり広報やったり、店長やったりして、今は普通のサラリーマン。革靴や時計など、細かく手の込んだモノが好き。部屋に模型がなんとなく飾ってある生活を日々楽しんでいます。
Re:11colorsというブログもやっています。

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