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アメリカナンバーワンモータースポーツを彩る「僕たちの身近なアメリカンアイコン」と味わう車模型の景色

▲バドワイザーとKFC!! アメリカンアイコンを車体に貼るだけで気分は爆上がり!!

 僕が“自動車レース”に出会ったのは、小学生の頃のNASCARレースのTV中継。赤や青に彩られた車がサーキットを疾走する姿に魅入られたのが最初でした。

 数年前からサルビノスJRモデルという模型メーカーが、1970-80年代の有名ドライバーやチームの歴代車をチョイスしたNASCARのプラモデルが次々と発売され、当時TVで見たレース車がプラモになっているという驚きと懐かしさで、つい買ってしまうわけです。

▲「0630」の右側についたパーツが車載カメラ。車載カメラから撮影された車内映像も凄かった

 プラモは80年代に作られた製品に部品を追加したり、デカールを発色の良いシルクスクリーン印刷のデカールにすることで、鮮やかで派手なレース車の魅力を底上げ。さらにキットにはTV中継用のカメラも入っています。このパーツを見ることで、「このカメラで撮られた車内映像」や迫力あるレースにワクワクしながら、TVに噛り付いて見ていた当時の思い出でが蘇ります。

▲80年代に発売された製品がベース。組み立て時における「パーツとの対話」も多いプラモです

 とはいえ元は80年代のプラモなので、最近のプラモとは違い「ここをすり合わせ」「あそこを瞬間接着剤で押さえ」とそれなりの手ごたえはあります。でも、落ち着いて接着剤や道具の選択をすればしっかりと形になってくれます。

▲デカールの発色ヨシ!! 「水性プレミアムトップコート光沢」なら、このデカールにダメージを与えることなく美しい光沢を追加できます!!

 NASCARといえば屋根のゼッケンNo.とボンネットいっぱいに貼られたスポンサーロゴが特徴です。キットのデカールは発色が鮮やかで、糊の塩梅が良くバシッと貼れて気持ちいいし、小さなロゴも適度にまとまっているのでサクサクッと全部貼れちゃうのがヨシ。さらに、GSIクレオスの缶スプレー「プレミアムトップコート」の光沢を使っているのですが、これがとても具合が良いです。缶スプレーをブワッと吹いてると白いモヤのようなものが表れて「ヤベッ吹きすぎた」って慌てるんですが、それが「最適量の合図」で、それをそのまま乾燥させるとツヤツヤの仕上がりになるという、ラッカー系の缶スプレーではありえないことが起こるので、ぜひ試して欲しいです。驚きますよ。

▲プラモの完成を車にも貼られたアメリカンアイコンと共に味わう幸せな瞬間!!

 NASCARは車体にバーンと商品ロゴが貼ってあるのが売りだし、そうやって商品のロゴを横目に見ながら作っていたので、完成したらやっぱりプラモと商品を並べて撮りたくなります! 実際に並べてみると……それはもう、テンション爆上がりでビールの味が50倍増しに旨くなる!! 楽しかった模型製作を噛みしめて乾杯!!

角材
角材

軍艦や軍車両・装備の俺得な細部写真を撮ったり、ユルユルと模型を作ったりする人。 地方在住なので流行や情報に取り残されてますが、辺境から眺める景色も悪くないかなと。

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