
およそ30年の時を経て再度脚光を浴びる劇場アニメ『ヴイナス戦記』から、いきなりのプラモ化を遂げたWAVEのハウンド。タイヤが1個のモノホイールバイクなのに、完成写真では支えもなく自立しているのが気になって作ってみました。

このモノバイクのタイヤ、実際のタイヤの接地面が自重で少し潰れて平らになっている感じを再現しています。接地面を平らにすることで安定感が出ると同時に、模型に重みがあるように見えるので、飛行機プラモの着陸脚でもよく見られる表現だったりします。だからこんなサイズでもちゃんと自立するんですね。
このプラモにはフィギュアは付属してないので、1/20サイズのフィギュアをどうやって調達しよう……と考えていたら、ハウンドのメカデザインは横山宏さんが手がけてたもの。「これ、ある意味SF3D(マシーネンクリーガー)のプラモと一緒だ!」ということで、部屋の奥底から作りかけのプラモを発掘。

当時中途半端に投げ出したプラモを約35年ぶりに再開。幾つか部品が紛失してたのでパテ等で自作して無事完成。同じ人が作ったデザインだけあって並べても全く違和感ないし、これは楽しい!
横山宏さんの手がけたデザインをちょっと懐かしいプラモと最新のプラモで並べて眺める。作り応えは全然違っているのだけど、続けて作ることでその違いが手に取るように判って面白いので、最新のプラモと古めのプラモの作り比べをするのも最高、と感じたのでした。
