

2021年シーズンのF1がとても熱い。レッドブルホンダが7連覇中のメルセデスAMGと熾烈なタイトル争いを展開中だ。シーズンも終盤に入ったこの10月、レッドブルはホンダ初勝利マシンであるRA272(1965年)を踏襲した特別カラーを用意。話題性も高く、普段F1を取り上げないような媒体でも紹介されていたし、自分も気分が盛り上がって久々に雑誌を買い集めたりしてました。
特別カラーのレッドブルホンダが欲しい…でも製品が出るとしてもはまだまだ先になるんだよな……。待てない、今この瞬間の昂る気分をプラモにぶつけたい……。

こういう時はとりあえずミニ四駆を買えばいい。ミニ四駆は車の悩みを大体何とかしてくれる。だってミニ四駆は玩具じゃない、F1と同じ本物のレーシングマシンなのだから。
キャノピーを肉抜きしてHaloを表現したり、インダクションポッドにプラパイプを貼って似せてみたりする。なんだかしっかりF1模型を作ってる気分になってきた……。
カタチができたら塗装なんだけども、ちょうどいいサイズのシールもデカールも持ち合わせていない。今から地道に集めるの?今から地道にパソコンで自作するの?いつできるの?今のはやる気持ちについてこれる速度をもった手段はないの?どうなの?

そんなわけでシタデルの筆塗りでグリグリ攻めていくことにしました。雑誌の写真を参考に鉛筆で軽く下書きをして模写していく。しくじってもシタデルカラー同士なら乾いた下地を溶かさないからリタッチを繰り返して仕上げていくことができる。

プラモデル作りに書道力を試される日が来るとは思わなかった今回の特別カラーのキモ「ありがとう」マーキング。プラモデルに「ありがとう」って筆で書く機会、今を逃したら二度とない気がする……。

細い線は筆じゃなくて極細マジックで書き込んじゃう。……なんだか転校しちゃうHONDA君に贈る寄せ書きしてるみたいな気分になってきたよ……。

間違いなく「気持ちをぶつけたプラモデル」が出来上がったね、これは!(満足)。ロゴや文字がヨレヨレとか、色にムラがあるとかお世辞にも「精密で凄い」わけではない。それでも来年、再来年、そして10年後に振り返った時に「いてもたってもいられなくて作った!」っていうパッションだけは伝わるミニ四駆が出来ちゃったな!(大満足)
鉄は熱いうちに叩け。
プラモは熱いうちに作れ。
昂ぶる気分が冷めないうちに……。