週末の模型ライフが楽しくなるプラモを、フミテシの独断と偏見でお届けする「花金プラモ」のお時間です。今週は箱を開けたらもはやできてるびっくりな構成の原子力潜水艦プラモ「タミヤ 1/700 ロシア原子力潜水艦 クルスク(オスカーII)」です。ロシア海軍の大型原子力ミサイル潜水艦で、全長約20cmのボリュームある潜水艦が30分で完成しちゃいます。
まるで鯨のような船体のパーツが、箱を開けた瞬間に目に飛び込んできます。喫水線下がないウォーターライン仕様だから余計に鯨みたいです。
組み立てがここまでサクッとできたら塗装を楽しむ気分も上がります。ウェザリングカラーのマルチホワイトを使用して、成型色仕上げを楽しんじゃいましょう
細かいパーツが多くて作るの大変ってイメージを艦船模型には持たれるかもしれませんが、潜水艦のプラモには比較的そのイメージから遠いプラモが多く、且つ海の必殺兵器である独特の存在感を楽しむことができます。原子力潜水艦だけでなく、第二次世界大戦の潜水艦もカッコよくて作りやすいものがたくさんあります。タミヤのクルスクは本当に作りやすくて、マッハで形になるので多くの人がその綺麗な彫刻とボリュームを楽しむことができると思いますよ。それでは良い週末を〜。
1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。ブログ/フミテシログ(http://sidelovenext.jp/)