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望郷プラモデル再び/模型あり、人あり、の『いわき春のタンまつり 2nd』に乾杯!

 4月下旬に開催された模型展示イベント、『いわき春のタンまつり 2nd』 DAY2の飲酒リザルトにおいて首位独走しきった自信がある私。現場に滞在した5時間、よく飲んだし、よく喋ったし、プロモデラーの超絶技巧な作品群を舐めまわすように鑑賞し続けた。前回と同じく他に類を見ない、至高の飲酒タイムだった。気持ちよかった。また来年も来よう。閉会間際となると用意されていたアルコールが尽き、間に合わせでつくってもらったレモンサワーを飲みながらそう誓うのであった(完)

 ……そう冒頭でしめてしまっても良いぐらいの会だった。本当に他に類を見ない会なのだ。何か色々と近いのだ。いわき植田の地でしか成立しない現場であり、次の機会には皆さんも是非その目で確かめてもらいたい。

 タンまつりは「飲めるプラモ展示会」と合わせて会場近くの模型取扱店「おもちゃのトダ」で望郷プラモデルを手にするのも楽しみとなっている。自分が子供の頃に通った今は無き模型店、それが片道6時間かけて往訪した先に残っているような不思議な感覚。この異郷で感じるノスタルジーは主催のフミテシさんにとってはリビングノスタルジアなわけで、ローカル愛を掲げるイベントの説得力になっている。
 今回トダさんで手にしたのは『おもしろ工作シリーズ No.5 カチカチラッコ工作基本セット』。昭和〜平成に人気を博したシリーズのヤレた箱を見つめると、自分の子供時代や父親との思い出が蘇ってくる。ブリスターパックに封印されたパーツたちが、まさに望郷プラモデルでしかないとグッとくる。自分といわき植田の思い出の証として、これはこのまま大事にとっておこうと思う。

 トダのお母さんが常連さんに「今年もプラモデルの展示会やっていて賑わっているみたいよ」「あの飲み屋さん、金曜夜はプラモつくの集いをやっているそうよ」と話すのを耳にするとタンまつりが一過性のイベントではないことが嬉しい。土地に根ざしていることが伺える。タンまつりはプロモデラーの作品展示会ではあるが、そこにはフミテシさんが「自分が実際会ったことのある模型人を地元に招く展示会」という趣旨があり、それはあくまでも人にフォーカスしている現れだと思う。プラモデルという趣味が多くの人をまきこむポテンシャルがあるとはいえ「モノやコトの前にまず人間でしょ」という姿勢が2回目の開催に際してより強く感じられた。

 イベント現場を切り盛りしたフミテシさんのお兄さん、お母さん、そしていわき植田のローカルの皆さん。皆、いちプラモ愛好家としてモデラーとプラモファンがタンまつりに集ってくれることを今年も心底喜んでいた。自分は閉会付近になると飲酒量アラートが出始めたのでそっと会場を後にしようとしたところ「ダテさん、今年も打ち上げいきますよね!?」と声をかけて頂いたのがハイライト。楽しかった。言うは易しであるけども、次回開催に大きな期待を込めて今回は締めたい。来年はハワイアンズに家族で泊まれたら嬉しいな。

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