実物見てからプラモ買う。プラッツ1/72 T-33で興奮を真空パックじゃ!

 ちょっと前の話になるんですが、岐阜県にある「岐阜かがみがはら航空宇宙博物」に行ったんですよ。僕は岐阜県出身で子供の頃は毎日毎日岐阜基地へ向かう航空自衛隊の様さまざまな機体を眺めてたんです。その話だとヒコーキ好きになってもおかしくなかったんですが、何故か戦車ばかり作ってますね。おかしいなあ。

 閑話休題。この博物館にT-33という航空自衛隊が使っていた練習機が一機置いてあります。翼端に燃料タンクを付け、ほぼ直線翼の独特のシルエットです。米軍が使っていたP-80シューティングスターというジェット戦闘機をベースに作られた練習機で、航空自衛隊だけではなく世界中の空軍で使われていました。古いけど有名な機体です。

 そんな独特のシルエットの機体なので子供の頃に飛んでるのを見た記憶があります。まあ、正直子供ですのでファントムやイーグルのほうがかっこいいと思ってましたし、翼端の燃料タンクを見て「ものすごくダセえなあ」と思って興味が全然なかったわけです。ごめんよ。

▲プラッツのT-33はバリエーション豊富。これは一番最初に出たやつ。
▲複座の機体とはいえそこまで大柄でもなく、パーツもお手頃な数。

 大人になって改めてT-33を見た時でも「んーやっぱりピンとこねえなあ」興味は出なかったんですが、齢40を越して改めてT-33を見たら、なんか子供の頃の記憶がブワーっと蘇ってきまして、かっこ悪いと感じてたことに対する贖罪の気持ちと現物の格好良さに気付き帰宅後ポチポチとプラッツ製キットを購入。

▲んっん-、かっちょいいぞ。


 ぶっちゃけキットが手元に届いた段階で満足しちゃって積んであったんですが、先日博物館で撮った画像を改めて見ていたら作りたい気持ちがブワ〜って戻ってきたので、ニッパーを握りました。

 組み立てだけなら半日もかかりません。子供の頃に見上げたシルエットだけじゃなく、色んなアングルからじっくり眺める事が出来るのが模型のいいところ。手に取ってゴーって飛ばして、子供の頃にかっこ悪いって思ってごめんよっていう気持ちで部屋の中を飛ばしたのでした。やっぱり楽しいなあプラモデルって!

内藤あんも
内藤あんも

1977年生まれ。戦車道とスピットファイア道を行き来する模型戦士。生まれ育ちは美濃の国、今はナニワ帝国の片隅でプラモデルを作る日々でございます。