デジャビュにプラモで会いに行く!いつか見かけたハリアーの話。

 読んでますか、『エリア88』。

 など子さん、つい先日の全巻無料公開から読み始めまして、移動時間と休憩時間のほとんどをエリア88で溶かしてるワケなんですけど、ホントに名作と言われるだけあって面白いんですよね。

 今まで戦闘機というジャンルに触れずに過ごしてきたので、次々出てくる機体が新鮮で真新しく写りどんどん解像度が上がっていくのを感じてるんだけれど、5巻まで読み進めてふと手が止まる。

 「あれ、以前どこかでお会いしませんでした?」

 砂漠を垂直に上がってくるハリアー、正面からのアングル、なーんかどこかで、デジャビュ。

 というわけで、プラモコーナーへ駆け込み確保してきましたハセガワのシーハリアー。真正面からの絵をじっくり眺めたいんだ。デジャビュの正体を確かめたいんだ、など子は。

 今までは「名前は聞いたことあるなー」ぐらいだった戦闘機プラモのコーナーが「あ!これ知ってる!」に変化したとき解像度が上がったなーと感じる。「ハリアーとシーハリアーって何が違うんだ……?」って疑問も同時に抱くことになったけど(キムが乗ってたのがシーハリアーらしいのでこちらにした)。

▲ 戦闘機プラモの竹割り胴体はよく言われるだけあってやっぱり魚っぽい。
▲どでかいバリが付いてるけど給気ファンのモールドはシャッキリ。これの真ん前で操縦してるんだよなパイロット……。
▲パイロットヘルメットが非常に悪人面でとてもいい。バリ付きのワルだ。エリア88を読んだので、爆弾もただの爆弾ではなく、『キムが「まあいいや」で落としたヤツだ!(多分)』ってなる。

 戦闘機プラモが初めてならハセガワのキットも初めまして。どんなものかしらとパチパチ切って貼ってをしていると、一時間半ぐらいであっという間に完成。結構ハデなバリも多かったけれど、パーツの合い自体は良好。パーツの合いさえ良ければどんなキットでも作れるんだぜ我々は。そう、Mr.セメントSPがあればね。

▲あーいい……超かっちょいい……

 横からのアングルもかっこいいけど、など子の今夜いただきたいメインディッシュは真正面!まわせーっ!!

▲あっ、優勝です。

 真正面からの絵が一番似合う戦闘機を選べと言われたらハリアーと答えるだろうな。そういう満足感に満たされてます。特徴的な給気口が、チラ見えするファンが一番映えるし、なにより「ホバリングしてます」って説得力があるなと思う。

 ……あっ!思い出した!ストリートファイターZERO2のナッシュステージだ!手でつまんでホバリングごっこをしてたら思い出した。あの背景にデカデカと浮いていたねキミ。子供の頃は名前を知らなかったけど、ハリアーだったんだ。あースッキリした。

 ひとつ解像度が上がると芋つる式に面白いものが見えてくる。

 その中にデジャビュがあって、「なんかどこかで見たな」って物を手元でくるくる眺めて記憶が鮮明になってくる体験って非日常的だな、ドラマチックだなと思う(超小規模だけど)。こういう体験が気軽に味わえるのってプラモならだし、やっぱ面白いなー好きだなープラモ、って思うんだ、など子さんは。

大田など子
大田など子

VRC(VRChat)在住のオタク。プラモ仲間を求めVRC上でプラモ関連イベントを主催したり、3Dモデリングに手を出したり、宇宙人と異文化交流をしたりして過ごしている。