プラモを作るために読むコラム/『航空トリビア読本』で雑学王に俺はなる!

 『攻殻機動隊』は原作マンガの一作目が唯一にして至高だと思っている原理主義者、からぱたです。引っ越しのたびに必ず書棚の見えるところにないと落ち着かないのでタバコのヤニがすごいね。最近はIQOSなので家のものが黄色くならずに済んでいます。青春〜。

 攻殻機動隊の本体はここ。欄外の注釈です。士郎正宗の稠密な絵の外に、ディープすぎる小ネタが可読性無視のギチギチな行間で詰め込まれており、なんというかここで知ったことを起点に別の本を読んだり、アクション映画のワンシーンで「あ、攻機でやっちゃいけないって書いてあったアレじゃん」などとスノッブな感じになった青年も多いのではないでしょうか。ご多分に漏れず、俺もそれです。

 そして隔月刊『スケールアヴィエーション』の欄外です。飛行機模型の専門誌なのですが、ページの下に関連する雑学がめちゃくちゃいっぱい書いてあります。模型と実物がリンクすると知識や感動が立体的になって体験として豊かになるよね。しかし、とにかく異常な量(たまに入っているとかではなく、ほとんどすべてのページにぎっちりと入っている!)。あと字が小さくてすごい。ちょっと暗いところだと読めない。老眼の始まり。人類の夜明け。

 その欄外のトリビアをまとめた単行本が出た!というのが今日のニュース。雑学だらけの224ページは一本一本のコラムが短いので空き時間に読むには最高。塗料の乾燥待ちにコーヒー飲みながら読みましょう。

 そしてこの本のやばいところは欄外コラム本文にして読みやすく編集したのにも関わらず、全ページにわたって「そのコラムを読むための欄外コラム」がページ下にびっちり入っていること(嬉)!なんというフラクタル!!この倒錯ぶりは買った人にしか伝わらないので、ぜひともご自身の目で確かめてください!そんじゃーね。

<a href="/author/kalapattar/">からぱた</a>
からぱた

模型誌の編集者やメーカーの企画マンを本業としてきた1982年生まれ。 巨大な写真のブログ『超音速備忘録』http://wivern.exblog.jp の中の人。