ハセガワ製のしんかい6500で「思い出のプラモ」をサルベージ。

▲少年の心をガッチリ掴んだあのシルエット、オッサンになってもガッチリだ

 ビッグワンガムの存在を、覚えているものは幸せである。

 ……かどうかはさておき、覚えているものはアラフォー以上であろう。そのラインナップの中でも科学大好き少年の心ときめかせた、なんか如何にもメカって感じのあのイカしたマシーン。けど買ってはもらえず、いつの間にか店頭から消えてしまった……アレ。

 というわけで、あの日の思い出に今回はチャレンジ!

▲箱を開けると…おっと色鮮やかなランナーが!

 スケールモデルといえば、緑とか黄土色とか灰色の一色……ってイメージだが、本キットでは船体が成型色で再現されており、なんとも華やか。

▲2タイプの形状を選んで組み立てよう…どっちがいいかな?

 キットは2つの仕様から選んで組み立てるもので、初期型と推進機改造型の二択。ある程度組み立ててからどっちにするか決めたいところだが、序盤で共通パーツを接着剤で固定することになるので、ここで決めるしかない。うーん改造型はガンプラでいうトコの高機動型ってやつで、なんか字面に惹かれるが……今回は思い出へのチャレンジなので初期型! キミにきめたーっ!

▲組み立てはニッパーとデザインナイフがあればOK。あと接着剤は接続ピンにちょっと塗るだけなので、流し込みタイプではなく普通のやつで十分かと

 というわけで組み立て開始。といってもパーツを切り出して、ピンを穴にはめるというプラモの基本は変わらず、ただそのピンに接着剤を塗布してから嵌めるという1工程が追加されただけなので、難しいことなく組み立てが進んでいく。前に作ったスケールモデルはピンが小さめ、またはピンが無いって事もあり、なかなか接着位置の決定に手こずったが、本キットはメーカーがわざわざ「入門キット」と銘打っているだけに、嵌めるピンがわりと大きく取られているのでピシッと取り付けできてグー。

▲初期型と改造型の2種のパーツが混在&片方は使わないのでパーツ間違いに注意!

 選択するパーツは似た形が多いので、一気にパーツを切り離して組み立て……というマネは自殺行為である。さらにスクリューはで左右で形状が違ったりするので、1工程内のパーツ切り出しでも部品管理には注意が必要。

▲左が推進器改造型、真ん中&右が初期型

 ちなみに初期型の尾翼(?)はパーツ分割のおかげで中央に分割線が走ってしまうので、そのままだとちょっと目立つ。今回は瞬間接着剤を隙間に盛って分割線を目立たなくはしたが、改造型の方の尾翼は元からそういった分割線が出づらいパーツ構成になっているので、とくにこだわりが無ければ改造型のほうが見栄えはよいかも。

▲主要なモジュールが完成したら船体に取り付けて…
▲サクサクっと完成!初期型の船尾スクリューは接着しなければ左右可動も可能
▲マジックハンドやセンサーが生えた正面は水棲生物を彷彿させる面構え。最高!
▲アクリルフィギュアは蒲田くん……ではなくラブカ。

 本キットにはボーナスパーツとして情景シートとアクリルフィギアが付属。並べるとなんとも学習雑誌の付録的な味わいが……。ところでラブカは体長約2mで、しんかい6500は全長9.7mなので縮尺が……というのはヤボか。

 というわけで、思い出の「しんかい6500」を組み立ててみたが、30年近く前の欲しかったなぁが満たされて大満足。だが、購入前に「2021現在のしんかいは……6500って型番か…ふむ、子供の時に見たやつは30年位前だからしんかい3000とかそんな型番かな?」と思ったら30年前から「しんかい6500」だった。改修が加えられているとはいえ、30年前の機体が現役って……アレ?科学の進歩はどうなったの?

 まぁWikiや動画などを色々みていくと新型機の構想はあれど予算が……的な厳しぃ話がちらほらと散見されるわけですが、「科学の発展は人を幸せにする」と未だに思ってる元科学少年としては、なんかこう新型機にドーンと投資して、一発すげぇ発見とかして人類やるじゃん!みたいな展開を願うわけですよ(はやぶさ2みたいに)。

コピルアク
コピルアク

本業はゲームとか作る人だが、趣味のプラモを職場に飾ると「君の作るゲーム内容より良くできている」だの、「別の道行ったほうがよくない?」などと周りから言われる39歳会社員。