「ウィークエンドエディション」と過ごす、プラモデルライフ。

 新卒で入った会社で僕のことをかわいがってくれた先輩がいたのですが、毎週木曜日のランチはタイ料理を食べに行くという習慣がありました。これは先輩との話し合いの末、一週間のペースを考えると「木曜日に楽しみを持っていくのが最高」という結論が出たからです。

・月曜日(とりあえず週の始まりなので流す)
・火曜日(身体が慣れてくるたので実質週の始まり)
・水曜日(明日はタイ料理を食べに行くぞと頑張る)
・木曜日(タイ料理を食べに行く)
・金曜日(タイ料理の余韻で過ごす)
※ただし平均退勤時間は23:00以降

 というような状態でしたが、「大変だったけど楽しかったなー」なんて言えない、シャレにならない感じですね。よく働いていたなと今でも思います。当時は働き方改革なんてのもないので残業代とかもまぁ、アレですね。これ以上話をすると僕の胃が痛くなってきたり、頭が怒りで煮えたぎりそうなので止めておきましょう。

 ただ、この「木曜お楽しみ理論」は私の人生で大きな影響を及ぼしましたし、前の会社でも「木曜がキーなのでは?」なんて話したりしていたので悪いものではありません。

 いま憧れるプラモデルライフは、木曜の夜に2時間くらいプラモデルを触って、金曜日は深夜あるいは早朝までちょっと頑張る。起きたまま土曜日を迎えてもいいし、早起きして日の高いうちにプラモデルを完成させ、日の差す窓際とか外に出て完成品の写真を撮る。この「木曜始まり」のスタイルって、アイドリングがてらに触っておくことで金曜の夜から一気に作るよりも工程に余裕を持てるし、金曜の日中は気分よく働けるというわけです。

 チェコのメーカーであるエデュアルド社に「ウィークエンドエディション」と呼ばれる飛行機プラモがあります。さっき書いたような「ウィークエンドなプラモデル」をまさしく体現した内容で、私のあこがれのプラモデルライフを実現するには十分なボリューム。面白いデザインのデカールがたくさん、そしてカラフルな説明書は最高。複葉機だって気分よく作れます。せっかくの趣味なので、こうやって気分よく作ったり、ひたすら追い込んだりという自由があると、プラモデルの楽しみ方が2倍3倍と広がります。さあ、次の週末は、ウィークエンドエディションと遊んでみましょう。

クリスチ
クリスチ

1987年生まれ。デザインやったり広報やったり、店長やったりして、今は普通のサラリーマン。革靴や時計など、細かく手の込んだモノが好き。部屋に模型がなんとなく飾ってある生活を日々楽しんでいます。
Re:11colorsというブログもやっています。