『艦船模型スペシャル』最新号で利根と筑摩のスマートさを再認識!

 重巡で好きなのはぶっちぎりで足柄(呑みに行きたい)と愛宕(呑みに行きたい)なのですが、利根か筑摩を選んでくれと言われたら元気なルックスの利根かな。呉鎮からかなり離れ気味になっているからぱたですが、やっぱり日本の艦艇の名前と艦種、だいたいの見た目と性能をひととおり覚えさせてくれた『艦これ』って偉大だよなぁ……。

 さて、艦船模型スペシャル2021年3月号の話です。表紙にでっかく書いてあるとおり、筑摩と利根、日本最後の重巡洋艦を特集しております。これぞ究極!という感じのタミヤ1/350からあえての二番艦、利根を製作したトップバッターに続き、各社の利根型重巡洋艦の作例がズバーッと並んでいます。それぞれに「フネ模型、どこまで作り込む?」みたいな葛藤と指針が見られます。「これ全部やらなきゃいけないんだ!」と思ったら大変なことですので、じっくり読んで、じっくり写真を見て「あ、これ便利そう」とか「これを貼るだけでもかっこよくなるのか!」というのをピックアップするのが自分には合っていると思いました。

 改めて見ると利根&筑摩ってスマートな船体の中央に艦橋があって、前後にスラーっと甲板が伸びる形状が丹精でよろしいですね。こういうの、きっかけがないとなかなか選べないので、近日中にアオシマ製の1/700利根を買いに行くことにしました。うふふ。

▲海上自衛隊の護衛艦にも両者の名前は引き継がれているんだよ〜という記事も楽しい。

 ワタシが密かに艦船模型スペシャルで楽しみにしているのが「港湾ジオラマの世界へようこそ」の連載。今回は1/700のクイーン・メリー2が大阪の天保山に停泊してるぞ、というジオラマなんですが、海遊館の横にめちゃくちゃ巨大な船がいるというのもすごい模型だし、なにより「さっきまで同じスケールで利根とか筑摩とか見てたんですけどクイーンメリー号デカすぎませんか!?」みたいな気持ちになってすごい。やっぱり模型は見たことないものの大きさに驚いたりできておもしろいなぁと改めて思います。

 もうひとつしびれたのはチェコ共和国のウラジミールさん(はじめまして)の作っためちゃウマい1/700「衣笠」(青葉型重巡洋艦)でして、チェコだよ。チェコ・スロバキア時代は海に面してましたけど、チェコは内陸国ですからね。そんでもってハセガワ製のキットを取り寄せて1年以上かけて丹念に完成させているというのがもう胸アツじゃないですか。オレたちもチェコの何かをかっこよく作ってお返ししてあげなきゃ!みたいな気持ちになります。チェコ、プラモメーカーも異常に多いし熱いモデラー多いし、日本の機械にやたら詳しいアニキもたくさんいる国なのでいつか行きたいぞ……。

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からぱた

模型誌の編集者やメーカーの企画マンを本業としてきた1982年生まれ。 巨大な写真のブログ『超音速備忘録』http://wivern.exblog.jp の中の人。