小さな趣味としてはじめるプラモデル

 プラモデルを作ってみようかなと思って情報を探せば探すほど、立派な模型部屋や塗装ブース、完成品や箱が並ぶ部屋が頭の中に焼き付きます。私も「次に引っ越すときは模型部屋が必要だな」と思うこともあります。

 とはいうものの、趣味としてのプラモデルってじつはすごく小さなスタートから始めることも可能です。なにせ、私も専用の模型部屋も完成品や未組立のプラモデルの入った箱がズラッと並ぶ棚も持っておらず、道具はいくつかの箱にまとめて本棚などの収納スペースに、プラモデルの箱はクローゼットの上に。といった感じでプラモデルを楽しんでいます。

 私の部屋にはプラモデル以外も置くような飾り棚があるのでそこに完成品を少しだけ並べています。あとはタッパーに入れてしまっておきます。スペースが溢れてしまうようであれば、洋服や本のようにお別れをするときかもしれませんし、反対にプラモデル専用のコーナーを作ろうと「趣味として大きくしていくターニングポイント」かもしれません。

 最近は本棚にひっそりと自生しているようにしまわれたプラモデルたちがとてもいいと思いました。何気なく相手スペースに置いていたのですが、これくらいにまとまっていると丁度いい存在感です。

 プラモデルという趣味の発展性はとても面白くて、最初はお菓子の缶に入る程度の道具と「これくらいなら自分で作れそうだな」という大きすぎない箱の中に入ったキットから始まるのですが、やがて道具は箱から溢れ、最初は1個ずつ買ったキットも、2つ3つとまとめ買いしたりします。しかも今は作るだけではなくて、撮るためのスペースも必要になることもあります。ただ、どれも自分の生活に合わせて取捨選択ができます。作ることも、撮ることも自分でハードルの上げ下げができるのがプラモデルの良いところですね。「最後まで読まなくていい本」みたいな感じでしょうか。とにかくまずは力を抜いて行きましょう。

 手を付けた模型の9割ほど色も塗らずに飛行機やフィギュアを組み立てて楽しい楽しいとやっています。写真も本棚だとか、飾り棚とかでそれっぽく撮っています。部屋の中に日差しが入る時間帯やその度合が分かるようになって、楽しいです。

 まず必要な道具はニッパーと接着剤を流し込みタイプのものと通常のもの2種(飛行機を作るなら「セメダイン ハイグレード模型用」という透明なパーツが曇らないものがあると◎)、カッターとピンセット。6つの道具。あとは作りたいプラモデルによって必要なものが少し変わってきますが、いずれにしても小さな箱の中に収まる程度のものです。一個完成させたその足で向かうプラモデル売り場は宝の山に見えますので、まずは一個、気軽に作ってみませんか。

クリスチ
クリスチ

1987年生まれ。デザインやったり広報やったり、店長やったりして、今は普通のサラリーマン。革靴や時計など、細かく手の込んだモノが好き。部屋に模型がなんとなく飾ってある生活を日々楽しんでいます。
Re:11colorsというブログもやっています。