

売り場にあるのを見かけて「あったあった」と思わず言ってしまいました。
高級感があるパッケージは、「買ってくれ」とこちらに向かって声を上げているというよりも、スマートに佇んでいる様子で、売り場の中でも少し空気感が違います。PLAMATEAのトキは完成した姿を見たときに「買おう!」と決めたひと目惚れのプラモデルでした。それに加えて箱にも心を打たれるだなんて思わなかったので得した気分。
ある程度の値段がするプラモデルを買うときには「たくさんのパーツが入っているんだろうな」なんて思います。楽しく作れるんだろうなという期待と、無事完成させられるかの不安が背中合わせ。いくら見た目が気に入ったとはいえPLAMATEAのトキに対してもその気持ちは一緒です。
箱を開けてみると、思ったよりもパーツが少ない。これは1日で完成させられるだろうと思いながらランナーを眺めていると、興味を惹かれるパーツがたくさんありました。

塗装済みのパーツがいくつか入ってます。それ自体は、昨今の美少女プラモデルでは珍しいことではないのですが、黒いプラスチックの片面が真っ白に塗られたパーツがとんでもないうねり方をしていて、とても気になりました。
完成図を改めて見ると、風になびいているようなスカートの表情を形にしているみたいです。どう組み立てるとそうなるのかは全く想像がつきませんが、動きのあるスカートが造形されているというのはトキのキャラ付けがされている感じがします。『ブルーアーカイブ』は遊んだことがないのですが、こういうところでなんとなく個性を読み取れるのは、たとえそれが間違いだったとしても楽しい時間です。

頭を作る工程は、最初のうちは各所がなんだかグラグラして不安になるかもしれませんが、顔のパーツがつけばそれぞれがビシッと固定されるので大丈夫です。そしていつの間にか耳にしれっと収まっているイヤホンがすごい。この後に髪の毛を取り付けて、ヘッドドレスをつければひと段落。ここで「あ、これも塗装済みなんですね」とヘッドドレスや髪の毛のパーツに力が入っていることに気づきます。
美少女プラモデルは一大ジャンルですし、私もいくつか作ったことがありますが、最初に顔を作ると途端にモチーフを好きになってしまう気がします。特にプラマテアのトキは色の良さにグッときました。髪の毛のベージュなんかは本当に落ち着いた良い色をしているし、白いパーツもほんのり青みがかかっていて細かな色味のコントロールが行き届いている感じ。これは写真を見るだけではなく、部屋にあるいろんなものと並べたときに、気づける面白さだと思います。