プラモデル撮影の大敵「カメラのセンサーにくっついたゴミ」を自力で掃除しろ!

 見てくださいこの写真。超汚くないですか。まあゴミが見えやすいように画像補正しているんですけど、赤い丸で囲ったのはセンサーに付いたゴミです。許さん。掃除しよう。

 一眼レフのセンサーの掃除というのはプロに頼むことにしていたのですが、昨今の状況で最寄りのサービスセンターは閉鎖。ちょっと遠いサービスセンターを予約しようとしたら来年1月中旬まで予約パンパン。もうnippperに写真を上げるのは無理なんじゃないかというところまで来ていたのです。しかーし!

 世の中には自分でセンサー(こんなもん傷ひとつでも付けたら試合終了の精密機器中の精密機器の心臓部を直接触る手術なので超やばい)を掃除するキットが売られているのですな。知らなかった。ということでやっていきます。

 クリーニング液と一本ずつ個包装されたスワブ(特殊な布がくっついた小さいヘラ)が入っていました。スワブにクリーニング液をごく少量染み込ませて、センサー表面を軽く拭ってから、もう一本の乾いたスワブで乾拭きしろ、とネットには書いてあります。ゴミまみれの部屋でやると逆効果なので、可能であれば乾燥した風呂場で全裸で作業しましょう。

 大抵の一眼レフには「センサークリーニングモード」というのがあって、ミラーがガシャンと上がってセンサーがむき出しになります。何度も言いますが、ここを傷つけたりすると試合終了です(いちどエアダスターのノズルがぶち当たってン万円のセンサー移植手術を受けたことがあります。くれぐれもエアブラシとかでセンサー表面を吹かないように!)。ミラーレスならレンズ外すといきなりセンサーですから、いきなり掃除することが可能。怖いね。

 手術中の写真はお見せできないのですが、「VSGO センサー クリーニング」とかで検索するとバンバン画像とか動画が出てくるのでそれを参考にしてください。

 術後、同じ条件で撮影して同じ条件で現像した画像です。そこには元気に走り回るD500とボバ・フェットさんの姿が!(感涙)……とか書いてますが、納得行くまで4回くらい掃除しました。

 そもそもプラモって超近くに置いて撮りますよね。しかも小さくて近いものなので手前から奥までめいっぱいピントを合わせようとすると「絞り」を深くしなければけません。基本的にセンサーにくっついたゴミというのは絞り開放ならよほど大きいものでない限り気にならないもんなんですが、プラモの写真を撮る人というのはだいたい削りカスとか塗料のミストが乾いて塵になったものとかが目に見えないくらいの小ささで浮遊している部屋でカメラを使います。

 モデラーは「ゴミがくっきやすい環境で絞りまくって写真を撮る」という特殊な人種です。「最近なんかプツプツした黒いものが写るな〜」と悩んでいるそこのあなた!家の大掃除ついでにカメラのセンサーの大掃除もしましょう。すげーきれいになります。プロに任せるのに越したことはないのですが、年末年始は混雑しがち。しかもフルセットで買ってもプロのサービスと同じかそれより安いくらいの価格で如実に効果が出るのがよかった……。(センサーサイズに応じたスワブ幅とクリーナー付き/クリーナーなしがあるので、しっかり調べて買おうね!もちろん、これでカメラを掃除するのは自己責任です。自身のある人だけチャレンジしてください。)そんじゃまた。

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からぱた

模型誌の編集者やメーカーの企画マンを本業としてきた1982年生まれ。 巨大な写真のブログ『超音速備忘録』http://wivern.exblog.jp の中の人。