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水性塗料筆塗りTips!マスキングを成功させる秘訣はクリアーを使うこと!?

 こんにちは。最近はカーモデルが楽しいミハイルです。

 皆さんは、しっかりマスキングテープを貼ったつもりでも、いざ剥がしてみるとマスキングテープの下に塗料が入り込んでいて悲しい気持ちになったことはありませんか? リカバリーが大変だし、ほんと辛いよな!(泣)と言う訳で、今回はカーモデルの窓枠の塗装を例にして、マスキングを失敗しないための小ネタを紹介したいと思います。

 やり方は簡単。マスキングシートを貼ってから「塗りたい色の前に、先にクリアーを塗ってあげるだけ」です。

 まず付属のマスキングシートを貼ります。そしてその周りをほんの少しの水を加えたクリアーで筆塗りしました。私は平筆を使いましたが、もちろんエアブラシの吹き付けでも大丈夫です。このクリアーが乾いて固まることによって、後から塗る塗料がマスキングシートの下にある隙間へジワリと染み込むのを防いでくれます!

 窓枠の黒を塗り進めています。注意点としてこのクリアーは溶剤に弱いので、もし塗り重ねに溶剤を使う場合には1回目の塗装はサッと少なめに塗装する事。もしくは溶剤を使わない水溶きアクリルを使用してください(水性塗料の場合)。

 さて、重ね塗りした塗料も十分に乾燥させた上で、マスキングシートを剥がしてみました!成功です!黒い塗料はマスキングシートの下に流れ込んできていません。

  マスキング防衛ラインを近付いてよく見るとクリアーが僅かに侵入していた個所もありましたが、悪目立ちする黒が流れ込んでしまうより遥にマシだと思います。一応今回もちゃんと貼ったつもりだったのですが、やっぱりジワリと流れ込んできていました。いやー、マスキングって難しいですね。

 カーモデルに限った話ではありませんが、マスキングテープの端から塗料が侵入して困っている方は一度クリアーでマスキングテープにバリアを張ってからメイン塗装に入る方が、より安全かもしれませんよ。以上、ミハイルからマスキングの小ネタでした。

ミハイルのプロフィール

ミハイル

福島県出身 1990年生まれ 模型を楽しんでいます マスキングが苦手 下のリンクの『火星深青』でブログを執筆していますので、模型に興味がある方は是非見に来てください。

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