

F-8Eクルセイダーを作っていまして、「風防の真ん中のガラスはクリアーブルーで塗ってくださいましね」って書いてあるんですよね。プラモたくさん作ってると何度も見る指示なので、まあそういうもんかと思ってたんですけどこれ調べると意外と不思議な話で。
HUDのデータを正面の平面ガラスに投影するときに透過率下げたほうがコントラスト強くなって都合がいいんですよとか、正面は防弾のためにめっちゃガラスが分厚いんですよとか、なんか眩しくないようにコーティングしてあるんですよとかいろいろな説が出てくる。で、海外のフォーラムとかでもこれは議論されていて、実際戦闘機乗りだった人でも話が食い違ったりするんでもうよくわかんないし、上の写真を見たらわかるけど「クリアーブルーってほどでもなくね?」みたいな感じもあり、「オレは透明のままにしたほうがリアルだと思うけどね」という意見に飛びつきたくなる気持ちもあり。

とはいえ確かにガラスの色が1枚だけ違うと「模型的に盛り上がる」という効果は絶大。でもクリアーパーツの裏からごく一部を狙ってクリアーブルーの塗料をキレイに平らに塗るのってマジむずくね?正直やりたくなくね?とずーっと思っていたんですが正月休みのいい機会なのでハセガワのクリアーブルーフィニッシュを貼ることにした。
ハセガワのフィニッシュシリーズというのは極薄の糊付きフィルムで、所定のカタチに切って貼るか、貼ってから所定のカタチにナイフを入れれば塗装よりも簡単にキレイな色や質感が得られるという代物、クリアーブルー以外にもメッキシルバーみたいになるものやCFRP調になるもの、ベタッとした蛍光オレンジに仕上がるものなど「塗装ではちょっと難しいな」ってときに重宝するのでみんなも調べたらいいです。

ガラスの正面のカタチを自分でトレースするのは面倒なので、ハセガワのクルセイダー用に売られているカット済みマスキングシートを購入。1シートに4機ぶん入っているので1枚はフィニッシュシートをカットするマスターにしてからマスキングにも再利用しました。マスキングシートよりもデザインナイフの刃1枚ぶん外側を切ればOK。これはもちろんキャノピーのマスキングを激安かつ簡単に終わらせられるし国内の現役プラモデルのほとんどに対応したものが売られているので「マスキング販売」で検索してください。

風防の内側からカットしたフィニッシュシートをペタっと貼ったら真ん中の平面ガラスだけがクリアーブルーになりました。思ってたより全然簡単だし、自分でマスキングしてクリアーブルーを塗るよりうんとキレイ。これだとちょっと濃いと思ったら(オレは思った)、もっと実機の質感に近い「クリアーライトブルーフィニッシュ」も売られているのでそっちを使ったほうがいいぜ……最近は再販されてないみたいだから店頭在庫を見つけたら絶対買ったほうがいいです。そんじゃまた。