マッドモデリング!ギガホースが作れなくても、お前はお前の道を行け!!

 ギガホースが欲しくない人間がいるだろうか(反語)。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』劇場公開時に映画館に3回観に行って、当時いてもたってもいられずに2個買いしたのが59年式キャデラック・エルドラドである。少なくともこれがあれば、脳内でギガホースは完成したも同然だ。

 ギャア、すごいプレ値……。

 そしてタイヤである。あの超巨大なトラクターのタイヤをリアはダブルで装着しなければいけない。そんなもんがあるのか……オレは血眼で探した。

 1/32のダイキャストミニカーが適したサイズだ。これまた2個買いだ。

 それにしても、エンジンはどうすればいいのだろうか……。さらに、2つ重ねられた下側のボディは真ん中でぶった切って拡幅してあることもリサーチ済み。自作が難しいフロントガラスはどうするんだ……。いやまてよ、無理やり作られたシャーシやサスペンションはどうするんだ……。もはやどうするんだのオンパレードである。

▲脳内ではもうちょっとなんだけど、デス・ロードは過酷である。
▲ヤー!!

 手が止まってしまっては元も子もないと、あの夏に勢いで製作したのがこちらの模型。もはやデス味があればなんでもいいの精神。BMWに1/12のDFVエンジンを無理やり載せ、カプルの爪やドラム缶を満載したオリジナルのデス・マシンだ。

▲前が見えんのじゃ!(フィギュアはフジミの何かを改造した)

 カーモデルは黒く塗ってガビガビに汚すと最高にかっこいいということを教えてくれるマッドマックス 怒りのデス・ロード。自分がイモータンの配下になったつもりでマシンを選び、武器や荷物をバンバン貼り付けて遊んでみよう。そこには新しい地平が広がっているはずだ……。

<em><a href="/author/kalapattar/">からぱた<br></a></em><a rel="noreferrer noopener" href="https://twitter.com/kalapattar" target="_blank">@kalapattar</a>
からぱた
@kalapattar

模型誌の編集者やメーカーの企画マンを本業としてきた1982年生まれ。 巨大な写真のブログ『超音速備忘録』http://wivern.exblog.jp の中の人。