
より安全な水性塗料で多くの人がバンバン模型を塗って楽しめるように、水性塗料のノウハウを蓄積していく「水性塗料でプラモが塗りたい!」。今回は1/48スケールのような小さいフィギュアを筆塗りするときに「水性ホワイトサーフェイサー1000」がはちゃめちゃに役に立つお話をお届けします。一家に一本! ぜひお手元にお迎えしてください。


水性サフ、もちろん各社の水性アクリル塗料とのマッチングもバッチリです!と言うことは、タミヤアクリルで筆塗りする際もビシッと色が食いつくようになるんですね。もともとタミヤアクリルは定着力はありますので、サフのプライマー効果が加わることでさらにマッチョに食いつきます。やったぜ!

実際に水性サフの上からタミヤアクリルを塗ってみるとすごく滑らかに塗料が乗っていきます。塗料の食いつきも良く弾かれるようなことはありません。タミヤアクリルの利点の一つは、タミヤの模型のインストにある指定色をダイレクトに塗ることができるということ。タミヤアクリルに苦手意識がある人はぜひ水性サフの上から塗ってみてください。成功体験を掴めるはずです。色が塗りやすいとはみ出しなどのミスも少なくなるので、さらに筆塗りが楽しくなります。


水性サフはシタデルカラーの定着にも問題なしです! ですので、白い部分にシタデルカラーのシェイドの「レイクランドフレッシュシェイド」を塗ってあげれば、爆速で肌が塗りあがります。しかも凹凸に勝手に塗料が乗るので、自然な陰影を描くことなくできるんです。まだやったことない人ぜひやってみてください! これで肌もきれいに塗ることができればもう完成です。


塗料を塗りやすくしてくれる。それがサーフェイサーのプライマー効果です。きれいなツルツルのプラ地はときに塗装の天敵。そこに一枚滑らかな水性サーフェイサー1000を纏わせるだけで、塗料の食いつきがこれまでよりも良くなります。筆がつっかかるような感覚も軽減されます。
GSIクレオス以外の水性アクリル塗料(今回はタミヤアクリルとシタデルカラー)にも有効でしたので、これはぜひとも1本持っておいて損はないと思います。匂いもマイルドなので、使いやすいと思います。とは言っても換気はしっかりしてくださいね。それでは、またね〜。