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プラモの成型色で「冬」到来!!白いだけでそこは雪国。

▲人が、真っ白だ!!箱を開けた瞬間「冬」を体感

 戦場は雪国!!!プラモの成型色(プラスチックの色)というものは本当にすごいです。その色で模型を買った人にいろんなイメージを沸かせてくれます。トップの写真のランナーは、ドイツ軍の冬期迷彩色の服を着た兵隊たちです。そして「白の冬期迷彩色」をイメージして白で成型されています!立体物の形状だけでなく、成型色でも「雪国での戦い」を表現しているんですね。

 ジャーマングレーの車両にこうやって配置されると、さらに彼らの存在感が際立ちます。ここは過酷な「雪国」での戦い。そう思わせてくれる素敵な模型です。

 スケールモデルは色を塗らなきゃいけないというイメージがあったかも知れません。しかし、このタミヤMM No.50というシリーズ初期の8トンハーフトラックのキットですでに組んだだけで「雪国」の景色が楽しめるように成型色で色を分ける工夫がされているのです。故きを温ねて新しきを知るとはいいますが、ガンプラのような成型色でほぼ完全に色分けするという手法以外にも、この白いフィギュアのように大まかに1色だけでも分けてあるだけで、模型にはそのイメージを植え付けることができるんですね。そんなスケールモデルが増えるとさらに楽しいな〜と僕は思います。

 

フミテシのプロフィール

フミテシ/nippper.com 副編集長

1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。ブログ/フミテシログ(http://sidelovenext.jp/)

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