
ひさしぶりに会った女友達の部屋に、タミヤのラリーカーのプラモの箱が飾ってあった。
そのラリーカーには、彼女が働く外資系石油メーカーのロゴが大きく描かれており、かっこいい箱絵に惹かれてつい衝動買いしたのだそうだ。ただ、組み立てが必要な商品だということは一応わかった上で買ったものの、予想以上の部品の多さと、はじめて見る水貼りデカールに戸惑って、手つかずのまま部屋のインテリアの一部になっているのだった。

まだニッパーも接着剤も持ってないけど、その会社で働いた思い出に、いつか自分の力だけで完成させてみたいそうだ。
とてもいいプラモとの出会いだな、と思った。