夏は怪談の季節。そんな季節にぴったり?の塗装テクニックをご紹介します!テーマは「骨」!! この方法で塗ると、どんなものでも「骨」に早変わり……。怖いですねぇ〜、背筋が凍りますねぇ〜。どんな魔法でプラスチックが「骨」になってしまうのか…どうぞご覧ください。
こんにちは。今回皆様を「骨」の世界へとご案内する、びぃめんです。たった4手でどんなプラモも「骨」になってしまいますよ。

1/白スプレーで塗装

2/染め塗りで黄色味を足す

骨にしたい部分をスケルトンホードで全部塗ってしまいます。黄色寄りの茶色の塗料です。これが骨の影色になり雰囲気ある骨になります。塗料はよく振って、筆の1/3ぐらいの量をつけて全面に満遍なく塗りましょう。多少溝に溜まるくらいが後々メリハリの効いた骨になりますよ。
3/白を塗れ!!「骨」爆誕!!!

乾いたらベースカラー:レイスボーンで溝以外(影色を塗りつぶさないようにしましょう)をベタ塗りします。すると暗い骨/明るい骨の2段階の表情を持つお骨が出ました!!

4/コントラストメディウムで薄めた塗料で表面をさっとひと塗り

2の工程で使った「コントラスト スケルトンホード」をこちらのコントラストメディウムという専用薄め液で薄めます。カラー1:メディウム1か0.5ぐらいで薄めます。それを全体にさっとひと塗りすると、薄い色が全体をフィルターし多少の筆ムラは馴染み、溝にはより色が溜まり緩急ある強そうな見た目になります。実はこの色は昔、美術の先生から「自然に肉が取れて骨になる時に残る肉や脂が酸化すると黄色味が出る」と教わったものです。骨の装飾っていろんなモチーフにあると思うので、ぜひ試してください!