「紳士のマスキングテープ」は極薄安心!プラモの塗り漏れ、許しません!!

▲マスキングテープなんてどれも同じでしょ〜っと思っているそこのあなた!要チェックですよ

 塗り分けや、工作時に傷をつけたく無い場所の保護、そして模型以外にも幅広く使用されている「マスキングテープ」。お洒落な柄が入っているものは文具の中でも人気ジャンルですね。今回ご紹介するのはマスキングテープ界の紳士「Mr.マスキングテープ」。以前「ハリマウス」というツールをご紹介した時にちょっとだけ登場しました。今回は主役です。

▲テープを片手で、出す&切る!できる便利アイテム

 早速この「Mr.マスキングテープ」の特徴をご紹介します。

 1/ハイパー薄い。でも安心の極薄和紙製

 2/透過性&伸縮性、ヨシ!

 3/剥がしやすい!

▲早速カッティングマットに出してみます。ピシッといきましょう
▲下の文字やメモリがくっきり!!切り出しも楽チンです。この薄さはMr.マスキングテープ一番の強みです
▲実際にパーツをマスキングしてみます。今回は貼ってからディテールに沿ってナイフを入れて切り出す方法を取ります
▲Mr.マスキングテープの薄さでディテール部分が確認しやすく、さらに伸縮性も良いのでしっかりと曲面に馴染んでいきます。爪楊枝でしっかりと密着させます
▲ナイフの刃がスッと入ります。「サクッ」で感じに本当に入るんです。和紙製だからでしょうか、本当に紙をきっている感覚に近く、マスキングテープが刃を受け入れてくれるかのように切れます
▲カットしたらゆっくりテープを剥がしていきます。のり残りが少ない「アクリルのり」を使用しているので、テープを剥がした箇所がとても綺麗です
▲約5分でこのようなマスキングが完了しました。貼ってから、塗り分け部の形状に合わせて切り出すマスキングには最適です

 マスキング作業は難しさよりも「根気」みたいな物を試される工程で、「う〜、めんどい」っと頭をよぎる事が僕は多いです(マスキング好きな方はごめんなさい)。ちゃんと塗り分けするために覆えているか(視認性)、きちんと密着しているか(伸縮性)、綺麗に切り出せるか(作業のしやすさ)、剥がす時に塗料がもっていかれたり、のりが残ったりしないか(マスキングテープとしての信頼性)のような多くの人がマスキング作業で気にする部分をひとつひとつ丁寧にサポートしてくれているのが、この「Mr.マスキングテープ」なのです。これまでマスキングで悩んでいた人、そしてこれからマスキングにチャレンジする人にぜひとも使って欲しいテープです。

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フミテシ/nippper.com 副編集長

1983年生まれ。月刊ホビージャパンで12年間雑誌編集&広告営業として勤務。ホビージャパンで様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。「ホビージャパンnext」、「ホビージャパンエクストラ」、「ミリタリーモデリングマニュアル」、「製作の教科書シリーズ」などを企画・編集。