
「細いマスキングテープを無限に自作できる工具」というものが世の中にはあります。世界は広い。その名も『マステスライサーV』です。70年代ロボアニメかな?いえ、最大5枚刃のカッターと治具のセットです。細切りマスキングテープは市販品が様々に存在しますが、その材質を自分でチョイスできるのが優れた点といえるでしょう。マスキングテープ以外に使っても全然OK。アイデアの見せ所です。
まず、6mm幅のデザインナイフ用替刃(別売り)をブレードホルダーのスリットに差し込みます。1mm間隔で最大5枚を差せるようになっていて、差し込み方で1mm~4mm幅のカットができるというシロモノ。

組み合わせは写真のとおり。2枚刃にすればフリーハンドで平行に曲線を切り出したり、0.3mm厚以下ならプラ板も切断できます。

カバーを被せて固定すればカッター側の準備完了です。

取り外し可能なカッターマットにマスキングテープを貼り付けて、ガイドに沿ってツーっと切断していきます。これでイカそうめんのように細切りのマスキングテープが大量生産できるというワケです。これだけ。シンプル。素晴らしい。
さらに縦軸のガイドは横にスライドすることができるので、これをずらしてさらに垂直に切断していけば最小で1mm角のチップ(ピンセットでつまむのさえ激ムズ)も製作できます。しかしワガママを言えば、長手方向のガイドをスライドできるようにしてくれた方が嬉しかったかなと思います。

そして何より一番感動したのはハセガワのフィニッシュシートを細切りできたことです。イングラムにジャージを着せようと思って(?)、ジャージ特有の3本線を塗装しようとしたのですが、塗装して、さらにマスキングして、さらに塗装するのはリスクが高いと判断。

代わりにフィニッシュシートで1mm幅のラインを製作したら大正解でした。適当な大きさにシートを切り出し、カッターマットにテープで固定すれば簡単に細切りできました。ペタッと貼るだけで仕上がりも最高です。あとはギターのミニチュアを、ヴァンヘイレンや布袋寅泰モデルにする際にも大変便利ですよね。みなさんも是非。