今月は実質2冊分!!ガンプラ40周年は「RX-78-2 ガンダム」で翔べ!!

▲今月号は7月22日発売。普段は毎月25日発売です。HJ本誌の他、RX-78-2 ガンダムのガンプラを撮り下ろしで徹底解説した冊子「All That RX-78-2 GUNDAM」の付録付き

 2020年は「ガンプラ40周年」。2019年の「ガンダム40周年」とリンクし、この期間は、様々なスタイルの「RX-78-2 ガンダム」のプラモが発表&発売されています。今月の模型雑誌「月刊ホビージャパン」はこの「ガンダム」という作品の原典にして象徴である「RX-78-2 ガンダム」のプラモてんこ盛りでお届けしています。本誌の他に全100ページの大ボリューム冊子「All That RX-78-2 GUNDAM」が付属。実質2冊分ともいえる濃厚さです。

▲表紙は1998年に世に放たれ、すべてのプラモファンの度肝を抜いた傑作キット「パーフェクトグレード RX-78-2 ガンダム」。製作/更井廣志氏
▲特集タイトルは「もう一度作りたい RX-78 ガンダム」

 まずはHJ本誌のご紹介から。ホビージャパンによるプロモデラーが「RX-78」の各キットを題材に、それぞれが思い描く理想のスタイルを追求しています。

▲フラグシップモデルとしてのRX-78-2ガンダムのキットを振り返る読み物もあります
▲発売当時はなかった模型用マテリアルがたくさんある今、ガンプラ第1号の300円ガンダムはさらに輝く!!300円ガンダムの角にも、今は安全用のフラッグが付いているんですね
▲1995年に究極のガンプラを目指して開発された「マスターグレード ガンダム」。このキットの開発者であり、ガンプラの楽しさを今も伝え続けるバンダイの川口名人こと川口克己氏によるMGガンダムの作例は胸が熱くなる
▲特集のフィナーレを飾るのは表紙モデルにもなっている「パーフェクトグレード ガンダム」。お台場にもかつて展示されていた1/1ガンダム立像のディテールをピックアップして施している
▲全100ページというボリュームの付録冊子。RX-78-2 ガンダムの40年を総ざらい!
▲ホビージャパン撮りおろしによる、キットをそのまま組んだ素組みでカタログは構成されています。ついつい空いた時間とかにパラパラしたくなりますね~。各キットのディテール比較レビューも掲載。ぜひ買って楽しんでね
▲ガンプラシーンの流れを一新させた「マスターグレード ガンダム」。その中心人物であるバンダイの川口克己氏と、ホビーメーカー・マックスファクトリーの社長であり日本を代表するモデラー・MAX渡辺氏による当時の開発秘話も収録。まさにプロジェクトX!

 現在の手法やマテリアルを駆使してこれまで発売されてきた「RX-78-2 ガンダム」の代表的なキットを作りあげる。その行為はあの時のキットを振り返りながらも、今を楽しみ、さらに自分が描く「ガンダム像」を作り上げる未来への行為。僕たちがこの40周年を通過点そして、さらに自分たちの模型ライフの中にガンダム・ガンプラを楽しんで行けるヒントはこの中にきっとあるはずです。アイコンである「RX-78-2 ガンダム」。“もう一度”もいいけど、“これから”もずっとみんなで楽しんで行きたいですね。

協力/月刊ホビージャパン編集部 副編集長(知)

<a href="/author/fumiteshi/">フミテシ</a>/nippper.com 副編集長
フミテシ/nippper.com 副編集長

1983年生まれ。月刊ホビージャパンで12年間雑誌編集&広告営業として勤務。ホビージャパンで様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。「ホビージャパンnext」、「ホビージャパンエクストラ」、「ミリタリーモデリングマニュアル」、「製作の教科書シリーズ」などを企画・編集。