
コレクションサイズである「タミヤ 1/72 ウォーバードコレクション」で4種発売されている零戦!前回は真珠湾攻撃でも使用された零戦でお馴染みの「二一型」をご紹介しました。
今回はその改良タイプとして開発が進められた「三二型」をお届けします。「二一型」と比べながらみていきましょう。

タミヤ 1/48 傑作機シリーズ No.103 日本海軍 三菱 零式艦上戦闘機 52型/52型甲 プラモデル 61103
まずは前回のおさらい。「二一」とか「三二」という数字ですが……
★前の数字/機体の改修回数
★後ろの数字/エンジンの改修回数
ですので、「二一型」から「三二型」へは、機体とエンジンの両方を改修しています。機体は「速度向上のため両翼端を50cmずつ二一型より短縮。急降下能力などが改善されたが、航続距離は1000km低下してしまった」というのが特徴です。










様々な施策を盛り込んで兵器はアップデートされていきます。その中にはやはりバランスを欠いてしまったものなども多いです。三二型も性能の偏りなどが見られ、次の改修タイプ「二二型」へとバトンを渡します。でもこのような変遷をじっくり見ることができるのも「同じスケールで多数のバリーションがキット化されている」プラモと言う物の特徴だと思います。タミヤが送る至高の零戦で、零戦の特徴を指差し確認していくのも非常に「ヨシ!」な楽しみ方だと思います!角でツッパリな零戦を楽しんでね!
