花金だ!仕事帰りに買うプラモ#003/タミヤ 1/35 ドイツ・37mm対戦車砲

▲タミヤ ミリタリーミニチュアシリーズNo.35 ドイツ・37mm対戦車砲。35MMの35番目は最高の構成の模型です (1974年5月発売)

 俺たちが戦車を迎え撃つ!!ワンチーム!!リ〜〜〜チ。タミヤの戦車模型・ミリタリーミニチュアシリーズの草創期に発売された「37mm対戦車砲」。向かってくる戦車に照準を合わせる者、弾を込める者、双眼鏡で前方確認する者、弾の入ったケースを運びながら背を低くして移動する者。この兵器を扱うための構成が一眼で分かる「情景の極意」のようなシチュエーションとなっています。

▲このパッケージのホワイトのバランス。美しすぎます。そしてこのイラストの緊迫感
▲箱の裏はカラーの塗装図兼、各部名称が記されています。37mm対戦車砲の解説もバッチリ
▲箱を開けるとドイツ兵の装備がペロリ。タミヤのプラモはこのスペースに小ネタが仕込まれているものがあり、箱を開けたとき秘密アイテムを見つけた感じになって楽しいです
▲このプラモは兵隊は緑、兵器はグレーになっています。組み立てるだけで人と兵器が見事に分けられるのです
▲低い姿勢で移動する兵士の下半身。お尻からすり足している左足の造形が最高です
▲MM初期のアイテムながら人形に演技をさせており雰囲気は抜群
▲箱にも書いてあった装備たちがこちらです。箱を開けた段階で、この小物の名称やイメージが頭に入り、その状態で組み立てられるのですから楽しさ倍増です
▲37mm対戦車砲の防盾。リベットやヒンジなどのディテールが今の目で見ても良いです
▲戦車の発展により一線を退いた37mm対戦車砲をもう一度近距離対戦車攻撃の手段として前線で活躍させることとなったのがこの「成形炸薬弾」。このキットのランナーの中でも一際異彩を放つパーツです

 人と対戦車砲という塊が、ある意味では戦車本体よりも僕らに想像力を掻き立てる空間を演出する。このような兵器でどう戦車と戦うのだろうか?そして4人の力を合わせないと困難には立ち向かえないんだと分かるシーン。人と対戦車砲を緑とグレーの整形色で明確に分けることで、ひと目で役割が分かる構成となり僕たちを模型内のドラマへと引き込んでくれます。今週末、4人と対戦車砲の世界に没入してみてください。

<a href="/author/fumiteshi/">フミテシ<br></a><a rel="noreferrer noopener" href="https://twitter.com/neofumiteshi" target="_blank">@neofumiteshi</a>
フミテシ
@neofumiteshi

1983年生まれ。月刊ホビージャパンで12年間雑誌編集&広告営業として勤務。ホビージャパンで様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。「ホビージャパンnext」、「ホビージャパンエクストラ」、「ミリタリーモデリングマニュアル」、「製作の教科書シリーズ」などを企画・編集。

広告