ハセガワの飛行機、好きです。好きな人も多くて、飛行機のハセガワと呼ばれる理由も作れば作るほど納得。抑えられたパーツ点数で飛行機の形を手に入れられるのがポイント。1/72サイズのものは完成したものを眺めていても満足度は高いです。
加えて価格が安いので、申し分ないですね。1000円以下のものが多く実売価格はさらに安く。ありがとうございます。
そんなハセガワのF-16ファイティングファルコンを先日作りました。このキットはミハイル氏が紹介していたもののバリエーションキットで、複座型。ボディが上下に分割されているのですが、上半分が別ランナーなところに「ああ、ここでバリエーションを分けているのだな」と思うようになったら大人です(スケールモデル歴2年談)。
切って貼るだけで洗練されたジェットのシェイプが手に入るので最高にオススメなのですが、その楽しみの先にあるのがデカール貼り。だから、切って貼る貼るというわけです。
こんな感じでデカールを貼っていきます。貼っていきます……って言われてもと感じられるかもしれませんが、実際には大判のデカールはほとんどなく中くらいから小さなものを数多く貼ることがほとんどです。ジェット機はF16に限らず、無理やり曲面に沿わせるものもほぼ無く貼りやすく、慣れやすいです(しかも箱絵と違うバリエーションもついてくるのでめちゃくちゃお得)。
切って貼る貼る。それだけで華やかなジェット機が容易に手に入ります。特にアメリカ軍のものはハイビジ塗装と呼ばれるラリーカーさながらの派手さと引き絞った弓のような精悍さを持ったジェット機が多いのでオススメです。
作業ポイントの話は今までの記事でもほとんどしてきませんでしたが、珍しく今回はデカールに関していくつか挙げます。
1.デカールは奥、内側から貼っていく
ついつい翼や機首などの目立つところを先に貼りがちかもしれませんが、ここは手で持つ部分なので後回し。とにかく奥まったところ、内側から貼っていきます。
2.デカールを台紙から切り出す時に四角く切り出さない
小さなものなどはカッターで縦、縦、横、横。と四角く切ってしまいがちなデカールですが、これをやるとうっかり上下を忘れます。切り出すときに台形や四角の一片を切り欠いたような形で切って上下がわかるようにしておくと余計なストレスがなくなります。
3.ハセガワのデカールの貼り方を見る。
これかなり大事です。見てください。
それでは、私と同じく、切って貼る貼るで楽しむ方が一人でも増えることを願って、ごきげんよう。
1987年生まれ。デザインやったり広報やったり、店長やったりして、今は普通のサラリーマン。革靴や時計など、細かく手の込んだモノが好き。部屋に模型がなんとなく飾ってある生活を日々楽しんでいます。
Re:11colorsというブログもやっています。