令和2年5月31日。プラモに恋をしました。

 好きです。

▲ICM「US WASP(1943-1945)」。後方支援などで活躍したアメリカ陸軍航空隊の女性部隊「WASP」。背景のボーイング・ステアマンのカラーが、彼女たちの地味なカーキの色をより明確に際立たせます。素敵なパッケージです

 女性のオーバーサイズの着こなしは、何故こんなにも「可愛さと格好良さ」が共存してしまうのでしょうか? シャツとトラウザーズのまくり方なんて本当に素敵です。男性サイズのものを現地で合わせているのかと思わせる雰囲気も、想像力をかき立ててくれます。だらし無さではなく、勇ましさを感じます。模型店で一目惚れしてしまいました。

 今回はそんな夏季/熱帯のスタイルと思われるカーキスタイルに身を包んだ3人の女神のお話です。

▲思いを寄せる彼が飛び立つ。本当はしっかりと顔を見つめて見送りたい。でも……。
▲この中にはどんな書類が入っているのだろう。辛いこと、素敵なこと様々なことを彼女は記録しているのかもしれない
▲今日はどうだった? 帰還したあいつとのこんなやりとりが今日もできた
▲男勝りな私はついついこのドロップしたポケットに手を入れてしまう。裾もアンクルブーツに被るくらいブカブカだ
▲愛機から降りる。今日も無事にミッションをこなした
▲パラシュートとハーネスをグッと肩から担いで、勇ましく。大きめの服も性に合ってきた
▲3人でいると戦場の不安も和らぐ
▲時には調子の良い奴もやってくる。少し小柄だと思うけど、顔はイケてるはね。
隣に乗ろうかしら?

 ウクライナのメーカー、ICMは様々なスケールのフィギュアをプラキットで送り出しています(輸入・発売元/ハセガワ)。どれもドラマ性を重視した内容とデッサン力のあるキットが多く、ひとつの模型に様々な物語を付加することができます。その魅力により僕は、ハセガワの1/32の「P-40」まで一緒に組みたくなってしまったほどです。組み合わせた景色を見たい!どんな絵になるのか?店頭で手に取り、お家で完成させて眺めるまでの時間は、本当に至福な体験でした。

 ちょっと男勝りで勝気な3人の女性たち。あなたのプラモにはどんなストーリーをもたらしてくれるのでしょうか? 

⬛︎ICM US 女性パイロット WASP(1943-1945)本体価格2500円(税抜き)

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フミテシ
@neofumiteshi

1983年生まれ。月刊ホビージャパンで12年間雑誌編集&広告営業として勤務。ホビージャパンで様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。「ホビージャパンnext」、「ホビージャパンエクストラ」、「ミリタリーモデリングマニュアル」、「製作の教科書シリーズ」などを企画・編集。