RETURNING HUMAN SPACEFLIGHT TO THE UNITED STATES.

 スペースシャトルが退役したのは2011年。それからロシアの宇宙船に頼ってきたアメリカの有人宇宙飛行の歴史があと数時間で大きく変わる。
 PayPalとテスラを生み出した実業家、イーロン・マスクの経営するスペースX社によって、今日、NASAの宇宙飛行士2人が、同社のカプセル型宇宙船”クルードラゴン”に乗って国際宇宙ステーションに向かうのである。
 クルードラゴンを搭載したロケットの打ち上げは米東部時間5月27日午後4時33分、日本時間5月28日午前5時33分に行なわれる。アメリカ合衆国の発射台から有人宇宙船が打ち上げられるのは9年ぶりとなり、民間企業が設計したロケットと宇宙船が国際宇宙ステーションに向かうのは史上初めてのこととなる。

 今から寝て早起きするか、すぐに起きるか。どちらでも人類の宇宙開発史に残る事件を目撃することになるし、おそらくこれは「プラモデルになる事件」に間違いないと思われる。

 アメリカが再び、自前のフネで宇宙に行く。この瞬間を見られる人は幸運だ。そして、日本のHTV(最後のミッションとなった)が先日ISSに無事到着したことも祝福しつつ、今日は家にある宇宙開発モノのプラモを掘り返し、愛でてみてはいかがだろうか。

 まずは、クルードラゴンの打ち上げ成功を祈って。

<em><a href="/author/kalapattar/">からぱた<br></a></em><a rel="noreferrer noopener" href="https://twitter.com/kalapattar" target="_blank">@kalapattar</a>
からぱた
@kalapattar

模型誌の編集者やメーカーの企画マンを本業としてきた1982年生まれ。 巨大な写真のブログ『超音速備忘録』http://wivern.exblog.jp の中の人。