
僕たちが毎日楽しく快適にプラモデルを楽しめているのは、新潟県燕市と三条市のおかげと言っても過言では無いほど、日本模型工具のふるさととなっている地域が「燕三条エリア」。東京からだと、上越新幹線でおよそ2時間で到着します。そしてこの地を訪れたら、絶対に行って欲しいプラモ製作熱爆上がり&道具の楽しさを体感できる場所があるので、今回ご紹介させていただきます。それが「燕三条地場産業振興センター」です。先日ここでは模型展示会「ウェザー・リポート・ニーガタ2026」(汚し塗装を楽しんだ模型を中心に展示するイベント。全国各地で開催されています)が開催されました。

燕三条駅に降り立つと俺の少年時代のおふくろの味「チキチキボーン」のデカい看板がお出迎え。チキチキンボーンで大きくなったチキテシなので、これは素直に手を合わせずにはいられません。まさかのチキチキボーンの聖地だったとは。あの味を出せる土地で作られる工具。素晴らしいに決まっています。そしてつば九郎……君は東京だろ?

後ろを振り返ると世界的キャラクターとゴッドハンドのニパ子が!! しっかりとバリケードがあるけれど、だれか悪さしたんですかね……。ニパ子を解放しようぜ! 俺たちは大好きだよ。良いニッパーをありがとう。

という感じで燕三条駅だけでも、いろんなものが俺の心にブッ刺さってきたのですが、駅から車で5分もかからない場所に「燕三条地場産業振興センター」があります。その名の通り、ここにくれば燕市、三条市のものづくり魂を浴びることができます。

こういう場所に来ると必ずとっていいほど、県全域の地図がありますよね。そして大きな地図を見るのは楽しいのです。今回案内してくれたモデラーのken16w(ケンイチロウ)さんに、この地図を見ながら新潟県の気候とか綺麗な場所とかを教えてもらい、また少しだけ新潟県に詳しくなれたのでした。知識が増えると、グッと距離感が近くなった気がしますよね。




そしてセンター内には、地域の企業のPRコーナーが用意されています。この棚の前を通るたびに「お世話になっております!」という声が漏れてしまいます。中には、ここも燕三条エリアのメーカーだったんですか! というものもあり、本当にこの地域で生まれる工具に俺の生活は支えられているんだなぁ〜と感動を覚えました。

そして日本中を騒がせている「熊」に対する「熊よけホーン」もこのコーナーにありました。もう作れないものはないのでは? と思わせてくれます。

そしてもうひとつ、この土地が産んだスーパーヒーローが「ジャイアント馬場」。まさに地場産業センターにふさわしい最強のアニキです。

等身大ジャイアント馬場に導かれたその先は「工具パラダイス」。物販エリアでございます。先ほどまでPRコーナーで見てきたメーカーの工具がすぐに買えます。道の駅の野菜や漁港の魚のように、この場所はすぐに工具が買えるのです。先ほどまで「私が作りました」のオンパレードを受けてから入場しているので、もうどれもがぴちぴちに見えてきます。模型店や大手量販店でも見たことがあるはずの工具なのに、ここでは全く見え方が変わります。そんな体験もできるから、めちゃくちゃ楽しいです。

僕の模型ライフを劇的に買えてくれたピンセット「はじピン」を送り出しているANEXさんのピンセットコーナー。どんだけあるの? ってくらい用途ごとに並んでいて、改めて「つまむ」ことが僕たちの生活にいかに大事なことなのかを教えてくれます。

ニッパーやペンチなどをリードする「ツノダ」。ずらっと並ぶと、デザインの良さも体感できます。良い工具を生み出しているメーカーは、パッケージも良い顔をしているんですね〜〜。

そして俺たちモデラーの肩こりをサポートしてくれるアイテムまで作られています。背中の届きにくいところに湿布を貼ることができる「ひとりでできた」。軟膏を背中に塗り塗りできる「ひとりでできた」もありました。

台座も!! 木材の加工も盛んなようで、さまざまな木で作られたまな板(いや模型台座)が多数販売されていました。新潟はホームセンターの端材売り場も良い木がありますよと教えてもらったので、また新潟に行ったら回ってみたいですね。

そしてものづくりのもう一つ重要な要素が「素材」。こだわりの技術で生み出されたものは何でできているのか? そしてその素材の特徴って何? という意外と知らないことも買い物しながら楽しめるのです。まさに見て、触って、買うことができる最高の場所。ここに来るだけで、「今すぐ模型を作りたい!」とテンションが爆上がりする場所なので、ぜひ燕三条駅を降りたら直行することをオススメします。


またお昼ご飯に連れて行ってもらった「お食事処 日の出」のランチは絶品。僕はマグロの脳天刺身定食を注文。なんとこちら、お刺身定食に半ラーメンがついてくるという大人のハッピーセット!! 定食はほぼ全てラーメンがついてくるし、ミニを通常サイズにもできます。こうやって各地に模型仲間がいると、その土地の方が行くご飯屋さんに連れて行ってもらえるのが最高。プラモデルを好きで楽しんでいるからこそのお導きと出会いに感謝なのです。趣味の楽しみって、こういう別ルートを生み出してくれることでもありますよね。


その他にも、道の駅ランキング全国3位、北陸1位の実力を持つ「SORAIRO国上-道の駅国上-日帰り温泉 てまりの湯|新潟県燕市」や、両部鳥居として日本一の大きさを誇る「弥彦神社の大鳥居」(高さ30.16メートル、柱間20メートル、笠木の長さ38.5メートルの特殊鋼製)なども必見です。プラモ好きは間違いなく楽しめる新潟県の燕三条エリアにぜひあなたも足を運んでください。きっと机の上にある工具たちが、特別な存在に見えてきますよ。それでは〜〜。