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【工具レビュー】固まった塗料瓶のキャップを一発で救う!「ツノダのソフトタッチプライヤー」が机の上の救世主となる。

 プラモを作っているとき、ふと訪れる「絶望の瞬間」。その筆頭といえば、久々に使おうとした塗料瓶やスミ入れ塗料の蓋が、カチカチに固まってビクともしない時……。俺の指先や上腕二頭筋が試される時! パワー!!!

 の必要はありません。工具メーカー・ツノダが送り出す「ウォーターポンププライヤー WP-150SC-S-D(ソフトタッチ小)」があれば。

 開かない蓋を、無理に金属製のプライヤーで挟もうものなら、ギザギザの金属歯でプラスチックのキャップが傷だらけになり、最悪の場合はキャップ自体がバキッと割れて大惨事に……。そんなモデラーあるあるのストレスを、驚くほど鮮やかに、そして優しく解決してくれますよ。本来は水道設備や配管工事などで、傷をつけたくないメッキパイプや化粧ナットを回すために作られたこの工具。その最大の特徴は、挟み込み部分に装着された白い「特殊樹脂製樹脂歯」にあります。一般的なプライヤーの歯はギザギザの金属でできているため、挟んだ対象物にどうしても深い傷が入ってしまいます。

 しかし、このWP-150SC-S-Dの口元にはしなやかで強靭な樹脂パーツが取り付けられており、大切な塗料瓶のキャップを「面」でガッチリと包み込んでくれます。写真のように、久々に引き出してきたタミヤのスミ入れ塗料の瓶。縁で固まった塗料のせいでビクともしなくなっていても、このプライヤーでキャップを挟み、キュッと力を込めて回すだけで「パキッ」と軽い音を立てて滑らかに回転してくれます。プラスチックのキャップを傷つけず、手のひらを痛めることもありません。この一瞬の解放感と爽快感は、一度味わってしまうと病みつきになるレベルです。

 ウォーターポンププライヤーならではの強みが、ジョイント部分のスライド機能による「開口幅の多段階調節」です。WP-150SC-S-Dは、柄の開き幅を変えることで、小さな瓶から大きめの塗料瓶、サーフェイサーやMr.カラーのキャップまで、直径に合わせてピタッと最適な角度で挟み込むことができます。長めのグリップから生み出されるテコの原理は非常に強力で、握力に自信がない人でも、ほんの僅かな力加減でカチカチに固着したキャップを簡単に開けることが可能です。

 「樹脂の歯だと、使い込んで削れたり痛んだりしたら終わりなのでは?」という心配も無用です。そこは信頼の燕ブランド・ツノダ。この先端の樹脂パーツは簡単に取り外すことができ、万が一摩耗しても交換用パーツ(別売)に取り替えることで、いつまでも新品同様のグリップ力を維持できます。まさに模型部屋にひとつ置いておけば、この先何年、何十年と塗料瓶の固着トラブルからあなたを守り続けてくれる一生モノの相棒になってくれます。

 開かない蓋と格闘して作業の手を止めたり、指を痛めてテンションが下がったりする時間はもう終わり。ツノダの「ウォーターポンププライヤー WP-150SC-S-D」を工具箱に忍ばせて、固まった塗料瓶を「パキッ」とスマートに開ける快感を、ぜひあなたの卓上でも体験してください!

SSC

1979年生まれ。サラリーマンの傍ら、模型誌でキャラクターモデルの作例も製作している。模型サークル「PLASTICBOMB」のメンバー

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