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「案ずるより産むが易し」で組むべし!/ハセガワ VF-25F トルネード メサイア “マクロスF” (大気圏内仕様)

 ついにハセガワからトルネードパック装備のVF-25Fが発売された!のはいいんだけど、同じく購入した友達から「ハコを開けてみたんだけど、序盤でハードコアな工作があるぞ!?」というLINEが来ました。説明書を開くと主翼付け根のドッグトゥース(犬歯みたいに尖った部分)を「仮組してから切り取ります」と図示されています。その次の工程でも胴体上面の裏側にある薄い筒状の突起を削り取る指示が。こういうのを見ると「なんか難しそうだからそのうち機が熟したら作るか……」と怯んでしまいがち。でも大丈夫!

 ちなみに下のパーツがトルネードパック装備の時に使う新規パーツ。畳んだ状態の主翼とデルタ翼のカバーを固定するための桁が一体化した不思議なカタチをしていますが、これを胴体上下パーツで挟み込む設計。半円形の切り欠きの部分を可変翼の可動軸に引っ掛けて接着すればビタッと位置決めができるという工夫が面白い。しかし増加パーツをその上からじゃんじゃん被せていくときにプラモデルの構造上の都合でパーツ内側に設けられたピンやダボが機体と干渉してしまうので、あらかじめ当たるところを切り飛ばしてください、という指示が入ってるわけですね。

 仮組みしてみたところ、ドッグトゥース部分はでっかいブースターユニットで覆い隠されることが分かったので説明書に書いてある位置で適当にざっくり切り離して大丈夫!なるほど、たしかに仮組みすればそこまで気を使わずに加工して大丈夫だということがわかります。手を動かす前だとこういうのはどこまでシビアな作業なのかわからんもんな。やっぱり考えてるよりパーツを切り離して合わせたり眺めたりする時間が超大事。

 胴体上面裏側の筒状のダボもそこまで深刻な顔をせずとも、ニッパーで削ぎ取るように切り飛ばせば大丈夫。加工痕がキレイに均されていなくても干渉しないですが、気になる人はニッパーで切ったあと180番くらいのサンドペーパーでゾリゾリ削って出っ張りをなくせば問題ございません。これも仮組みすれば何がどう干渉するのか確認できるので「どこまでやればいいのか」が体感できますね。当たり前なんだけどさ。

 ひとまず各パーツがどのように組み合わさるのかをテスト。パーツが浮いたりズレたりしないことを確認してひと安心。ここさえクリアできればあとは普通のプラモデル同様パーツを切り離して接着するだけでゴールできそうです。塗装やデカール貼りといった工程もなんとなく見据えながら、製作プランを練りましょう。

 説明書を読んでいるだけであれやこれやと心配するのもプラモデルの大事な工程ではあるのですが、やっぱりパーツを切り出して仮合わせしてふむふむなるほど……とやっているうちに工作はちょっとずつ進んでしまうもの。パーツを切って貼るのって純粋に楽しいしね。ということで、ハセガワのトルネードメサイアは案ずるより産むが易し。買ったけどまだ手を付けてない人、これから買う人、安心してニッパーを握りましょう。

ハセガワ(Hasegawa)
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からぱたのプロフィール

からぱた/nippper.com 編集長

模型誌の編集者やメーカーの企画マンを本業としてきた1982年生まれ。 巨大な写真のブログ『超音速備忘録』https://wivern.exblog.jp の中の人。

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