ジェガンの色がドンズバな水性ホビーカラーってどれなんだよ!? GSIクレオスの水性ホビーカラーが延々と累積している今現在、絶対にどっかのどれかのハズだ!……という気持ちが昂ってしまったのは『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』のせい。時を経て、宇宙世紀0093に連れてかれてしまった西暦2026年。ジェガンの色に決着をつける機会が訪れたのだ。なぜならHGアリュゼウスの胎内仏、量産型νガンダムの差し色であるグリーン。これは同時期の主力量産機であるジェガンのメインカラーを転用しているハズだ。量産機の意匠のひとつとして。俺の中のUC世紀ではそうなっている。なので量産型νガンダムを全塗装し、俺のUC世紀に決着つけるにはまず、ジェガンの色を定めないといけないのだ。で、結局、ジェガンのグリーンって何色なの?

『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』が公開され、劇場へ足を運んだのは中学校入学直前の春休みだった。当時、出渕裕デザインが一番輝いて見えたのがジェガンだった。映画と合わせて発売されたガンプラのジェガンを、Mr.カラーの「黄緑6号(若草色)」で筆塗り全塗装した覚えがある。「なんかこの緑、ちょっと違うな?」とは感じつつも満足はしたと思う。その38年後、劇場でアクシズ宙域に再び連れていかれ、ハサウェイと共に認知が錯綜した結果「俺もクェスと、νガンダム(アリュゼウス及びジェガン)と決着つけなくてはならない……!」と使命感に駆られたのであった。で、ジェガンのグリーンって何色なの!? それがまさかのアイシャ・コーダンテのパーソナルカラーの若草色だった。突然のFSS。そういやクェスの髪色と、アイシャ様のトンガリヘヤー、似たような色だな。それよか、アイシャ様のミラージュ正装のグリーン、ジェガン色でしかないぞ!

しかしだ、ケリアもアイシャ様みたいなノリで「なんですってえ〜!?ぶっ◯したる〜っ!!オトメゴコロをてめ〜は!」 ハサウェイ「ひ〜!やめてぇ〜〜!」マフティーの面々「やれやれ……(^_^;)」みたいな、あの連中も時にはライトな雰囲気でやっとけば、激重な顛末にもならなんだというのにさ……。
いや、余談が過ぎた。さて、ジェガンの色探し。色々試した結果、まさかの『アイシャ騎グリット・ブリンガー(若草色)』がジャストだった今回なのだが、ボークスが「話題のBORN PAINTとコラボ!」と掲げるこのアイシャ様専用カラー。初となるBORN PAINTのホビーカラーの使用感について続けていきたい。「とんでもないレベリング効果!」とひっくり返る、けっこう独特な塗装体験だったので。

専用のうすめ液を少々加え、エアブラシで吹き付けた1発目、発色が薄い! そう、F.S.S.のスーパーロボットといえば外部装甲が透けがち。その透け感を再現している専用特色なので、そりゃあクリアカラー気味だわな……。と、ちょっと使い勝手が難しい塗料と思いながらの吹き付け2発目。突然の隠蔽力発揮と、とんでもなく滑らかな仕上がりに! まるでプレミアムトップコート[光沢]を吹いて仕上げたみたいなヌメテカ感!

見てこのヌメヌメテカテカなジェガンを。セル画アニメ調な光沢表現が、BORN PAINT若草色を2発吹いただけで実現するという。もう、劇中まんまのジェガンじゃん! ちなみにキットはパチ組したのち、下地にGSIクレオスのGGXホワイトを軽く吹いただけ。容易にグロス仕上げが叶うので、カーモデルで試してみたいと思えたくらい。ちなみに、下地の影響は1発吹きこそ顕著なのだが、2発吹くとその隠蔽力で「ちょっと色の雰囲気が変わったかな?」と感じる程度だ。ただ、この塗料特性は専用のうすめ液を用いたときに限るのではないのかと。

ただし、2発吹きすると結構な塗膜厚さとなるので注意が必要だ。特にガンプラのように絶妙な塩梅を成しているスナップフィットキットだと、嵌合部位に塗料が乗ると嵌め合わすのが苦労するというか、そのまま組むのは困難になるくらい。塗装と組立ての段取りには、この点を留意するのが無難だ。仕上げはグロスの輝きに後ろ髪を引かれつつ『水性ガンダムトップコート UVカット 75%つや消し』を吹いてフィニッシュ。絶妙なしっとり感を得たアイシャ様の若草色、「リアル感を求めたジェガン」としてはドンズバのグリーンとなったし、当然量産型νガンダムの高マッチングとなった。大満足! ここのBORN PAINTの若草色、いちどは試してもらいたいなー!
キルケーの魔女きっかけで、なんか「俺のガンダム」と決着付けたくなってしまい、その思いを成就すべくHGアリュゼウスとがっぷり四つとなっている自分。コアとなる量産型νガンダムの全塗装を成し得たので、このまま全ユニットの全塗装を制覇したい。外装ユニットの色探しも合わせて楽しんでいく所存ー!