
マジンガー、世代じゃないのでなんならメカトロウィーゴのほうが見知ったメカであり、広くて深いウィーゴの懐にほかのキャラクターをどのようにフュージョンさせるのか……というところに興味がありますね。ということでごっついボリュームが嬉しい1/20のウィーゴとグレートマジンガーのデザインを載せたコラボアイテムです。「マジンガーZ」とのコラボは以前組んだのですが、今回もまたかなり新規設計のパーツが多いぜ。

ショートケーキはいちごから食べたいタイプ。なるほど、グレートマジンガーの場合はアタマの上に乗っかるメカが「ブレーンコンドル」という名前で、合体することを「ファイアーオン」と呼ぶのね(そこから!)。キャノピーは本体の紺色のパーツと同じ色。透明じゃないけどそれがいい。黄色や黒の部分はシールが用意されてるんですけど、そこはあとで塗り分けてもいいな〜などと思いつつとりあえず組み立てを進めるぜ。

突然ですが、ロボットプラモを組むときは必ず右腕と左腕、右足と左脚を同時に進めることにしています。右腕が組み上がってさあ今度は左腕をまたイチから……というのは登った山をまた登るような気持ちにさせられますが、左右両方のパーツを混ざらないように切り出して、アタマのなかで説明書をミラーさせながらひとつひとつの工程を左右ジグザグに組んでいくと案外疲れない。それにしても1/20のメカトロウィーゴって結構パーツ構成が緻密だよね。可愛い顔してけっこう時間がかかる。

さらに言うとこのグレートマジンガーコラボはぶっちゃけちょっと組み付けがトリッキーな部分もあり、とくに後頭部が外装に潜り込んだり前腕の切り欠きと関節の向きを揃えたりと「ウィーゴのデザインとキャラクターの馴染ませ方がこれまでのコラボアイテムよりちょっと踏み込んでるな……」という印象。ポリパーツを使った可動部の設計も10年前ということで少々心もとないところもありつつ、それをいなしながら優しく組み上げていく必要があります。色を補うシールをチョイスするか、それとも塗装してみるか……という選択もなかなか悩ましい。

完成してみればウィーゴ特有のコロッと丸いフォルムにトゲトゲしいグレートマジンガーの意匠が散りばめられた独特のデザインが机上に現れます。そして「プラモデルを組んだ感触」がたっぷりと残る90分。緩急のある組み味、豊かな表情の手首などなど、模型としての見どころ、手を入れようとしたときに待ち受けるチャレンジングなところも含めて、見かけによらず味の濃い体験でした。そんじゃまた!