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【レビュー】このキットだけで情景が盛り上がる!ナイスな4脚リアルロボット/マックスファクトリー 1:72 アビテート F44B テキーラガンナー

 夏休みに入った小3の息子。有意義な時間を過ごしてもらいたいとの親心で模型店に連れていくと、いの一番で欲しがったのがこのマックスファクトリー『 アビテート F44B テキーラガンナー』だった。同系統のブリザードガンナーもずっと欲しがっていたので、たまらないツボがあるのだろう。タミヤMMとスターウォーズプラモと、どちらもゴキゲンに楽しんでいる彼なので納得ではある。

 自分が息子と同じ小3だった’80年代前半、リアルロボットアニメとそのプラモデルが一大ブームとなっていた。ただ、当時のプラモは接着剤が必須だったうえ、流し込み接着剤[速乾]など現行の快速モデリングを実現するツール&マテリアルは不在。タミヤの白ブタのトロトロ接着剤でやってゆくしかなかった。なんなら同封されていた銀チューブの接着剤を使っていたと思う。小学生の自分の技量ではキットをただ接着剤まみれにするばかりの苦い思い出しかない。

 なのでこのタミヤMM風味溢れるテキーラガンナー、クラブガンナーなどは「模型の上手なお兄さんがつくるもの」という印象が強く、ダグラムのキット全般を避けていた覚えがある。それが今現在、マックスファクトリーのダグラムシリーズはスナップフィットキットとしてリファインされており、基本接着剤不要だ。なので息子は意気揚々と4脚メカを組んでいった。フィギュアや一部スモールパーツこそ要接着なのだが、流し込み接着剤[速乾]を使って快調に貼っていた。プラモデルの世界はより良く進化したのだと改めて感じる。

 キットには土嚢が山盛り。テキーラガンナーといえば両脇に張り出したバルコニー、そこに武装したアニキたち(露出高め)とこの土嚢を配置すると途端にリアリティ溢れる情景が完成する。やけに豪華な内容だな?と気になったので調べてみると、ダグラム放送当時に発売されていたタカラのキット内容に範をとりながらマックスファクトリーが展開しているのが本キットなのだと知れた。1/48スケールで成されたガルシア隊のフィギュアや土嚢袋。当時の
モデラーはタミヤMMよろしく、リアルロボットの主役とした情景づくりを楽しんでいたのだろうと想像する。

 テキーラガンナー自体はプラスチックの色そのままでも充分見栄えがするのだけれども、付属のフィギュアは単色のタミヤMM風味。私は単色でも構わない派だが、息子は塗りたい欲が爆発した様子で水性マーカーを引っ張り出してきた。今までDSPIAEのマーカーを愛用してきたのだが息子が毎度「肌色がない!」というので、この機会にとArrtxの水性アクリルマーカー120色セットを新調してみた。小3ともなると指先が器用に動かせるようで、塗装見本を見ながら夢中に塗っていた。Arrtxの使用感については次回に続けて話していきたい。

 最後に。テキーラガンナーのバルコニー、なんなんだろなコレ? わかるようでわからない。なんかこうアメリカンというか、いや、東南アジア的ノリか? とにかく真夏にピッタリなモチーフだった。なんかゴキゲンよ、テキーラガンナー。是非。

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