
タミヤの1/35 シェリダンを組む前に説明書を確認したところ「この工程が後からきたら、俺は手が止まるかもしれない……」という場所を見つけました。それが多数の弾薬箱と、砲塔に装備するスモークディスチャージャー。戦車の形があらかた見えてきて、満足感が爆上がりしているところで「4パーツで1個出来上がる弾薬箱を作ってね。5個」と来たら、今日は静かにGo to bed。そうならないために、僕は先に説明書を読んで製作工程ルートの先回りをします。細かいパーツほど、先に作っておくとマジでいいですよ!

タミヤのシェリダンの弾薬箱は、留め具まで超精密なディテールで表現されています。そのため各面のディテールをしっかり成型できるように「4パーツ」になっているのです。同じような箱、しかも微妙に異なる3タイプを間違えないように組む必要があります。これをまだ元気なうちに組んでおくと、砲塔製作パートに突入した時に「もうできてる! 貼るだけだぜ」と部屋の中で1人胸を張れるのです!

スモークディスチャージャーの基部。取り付ける位置ごとに専用のパーツになっているので、しっかりと説明書を確認して組んでいく必要があります。


片側4つ。つまり8個ものスモークディスチャージャーを作るんですね〜〜。基部の組み合わせを間違えないように、基部パーツにはL1やR1などが刻印されているタブがつきます。このタブは砲塔にスモークディスチャージャーを取り付ける際にカットします。このスモークディスチャージャーもタブを残した状態まで組んでおけば「タブを切って貼るだけだぜ。ニヤリ」とこれまた部屋で1人ドヤ顔になれます。

とまぁ、こんな感じで細かいパーツや複数作る必要があるパーツを先に作っておくと、本当に製作時のテンションが維持しやすいです。「ちょっとめんどいところきたな〜。スマホ見ちゃおう」ってなり、その日の製作がそこで終了していた……なんてことありますよね。その予防にも良いです。あと「今日は30分しか作れないな」みたいな日、あえてこのような細かいところを終わらせてしまうのも良いでしょう。まとまった時間を迎えた時、「あの時の俺、サンキュー!」って気持ちになりますよ。

今回のシェリダンで真っ先に作ったのは「対戦車ロケット弾対策のワイヤーネット」。プラパーツにメッシュ、さらに細い金属線も巻きつけるというフルコース! 車体ができて、先に作っておいたこのパーツをスッと取り付けた時のミッションコンプリート感は最高でした。
プラモデルの楽しいところは、こうやって自分で製作ルートを決めて進んでいけるところでもあります。説明書の順番通りに組んでいくのが、それはそれは正しいルートでありますが、手が止まりそうな箇所に先回りしておけば、あとは気持ちよく完成まで走り抜けられます。説明書を眺めながら、自分だけの攻略ルートを考える。そんな作戦会議もまた、プラモデルの楽しい時間なのです。