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【レビュー】30 MINUTES MISSIONSの世界に「人の気配」を感じる傑作情景セット/30MM 1:144 マルチオブジェクト1

 待望の『30MM 1/144 オプションパーツセット24(マルチオブジェクト1)』が発売された。
 なにが待望って、リアルロボットプラモデルでお馴染みの1/144スケールに合わせて、車両や拠点施設のオブジェクトが手軽に入手できるようになったことがだ。「人が運転するクルマがこの大きさならこのメカは結構デカいんだなー」と、情景づくりには欠かせないモノサシとなる。ガンプラシリーズにおいてもとっくに出ていても良かった情景セットだとは思う。

 ランナーを眺めてまっさきに目についたのがこの車両。アメリカ軍の最新汎用車両をモチーフにしたであろう、2026年の今からイマジナリーへ思いを馳せるにはナイスチョイスだと思う。パーツ構成も素晴らしく、タイヤがボディと一体となってるとは思わせないタイヤハウスの深い彫り込みにより、タイヤが別体に見えるくらい。車両が左右に真っ二つに分割されているがフロントマスク〜ウィンドウ、ルーフ〜リヤハッチとそれぞれのパーツをハメると合わせ目は皆無に。かなりメリハリの効いた造形なので、塗装してドライブラシしたらリアル感が爆発しそうだ。

 買ってきたマルチオブジェクト1の箱を見るや否や、息子にソッコーで強奪されてしまった今回。ブンドド全盛期の小学生なのでやむなし。お父さんの分はまた買ってこうよう…… 今回のセットはランナーが4枚。説明書がなくても組めそうなくらい、パーツの分割とランナーへの配置はいたってシンプルだ。

 戦車や装甲車も含めて、切り出して組むまで1両あたり1分もかかっていなかった様子だった。「30 MINUTES MISSIONS」ならぬ「1 MINUTES MISSIONS」ではないか!(言いたかった) スナップフィットの塩梅も絶妙で、組む時にヌタッ!としながらもピッチリとパーツが合っていくのはバンダイスピリッツの流石のお家芸のひとことに尽きる。戦車の砲塔がデカくてなんかちょっと可愛い。

 オブジェクトを組みきって早速ブンドドに励む息子。ガンプラと一緒にしても違和感皆だ。「もっと欲しい!」というので息子の分も買ってきてあげよう。そう、けっこうリーズナブルの価格設定なのも嬉しいキットである。

 2019年にシリーズ展開が始まった30 MINUTES MISSIONS。メーカーオリジナルのリアルロボットの世界観のなかで「量産機を主役にしよう!」という姿勢に心打たれた自分ではあった。これまでのオプションパーツセットは機体を強化したり、戦闘時のエフェクトだったり「メカをカッコ良く見せる」に重点が置かれていたと思う。情景ベースなどもあったけれども、そこに「人の気配」というのがあまり感じ得れなかった。時を経てようやくそこを補完してくれるキットがようやく発売されて、オレはホントに凄ぇ嬉しいよ!と、書き記したくなった今回。商品名が「マルチオブジェクト1」ということは2があるってことなのバンダイスピリッツさん!? 楽しみだー!!

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