
2026年6月6〜7日に開催されたグッドスマイルフェス2026。それに先駆け生配信された『メカスマインパクト』でで発表されたのが、完全新作アニメ『獣王武神ダンデヴァイン』でした。グッドスマイルフェス2026の会場ではいきなり主役メカのダンデヴァインのミニプラモも配布。完成しても10㎝以下のちっちゃいプラモなんですが、モールドはカッチカチだし、やたらとよくできてたんですわ、これが。

『ダンデヴァイン』は、グッドスマイルカンパニーが創業25周年に向けて始動させた新プロジェクト「合体神シリーズ』の第一弾作品。合体ロボット・ダンデヴァインが謎の敵「アポスドール」を撃退してから20年後の世界を舞台に、「ダンデヴァインの玩具に依存し過ぎて傾いた玩具メーカーの社長の願望により、再びアポスドールが攻めてきた」というストーリーが展開されるとのこと。メタすぎるぞ!

ストーリーは悪ノリ寸前ですが、オモチャやプラモの方はけっこうマジな展開。グッドスマイルカンパニーはもとよりタカラトミーも商品化に参加するということで、主役メカのダンデヴァインについては方向性の違う合体ロボットトイやプラモデルが各社から発売されるとのこと。「合体ロボアニメつったら玩具は一社で固めるもんだろ!」「勇者はタカラでエルドランシリーズはトミーだろ!」という世代からすると、隔世の感がありますね。

ということで玩具化もバリバリやりまっせ!と鼻息も荒い『ダンデヴァイン』なんですが、このミニプラモにもその辺りは反映されております。デザインとモデリングは、『ダンデヴァイン』で造形・デザインワークを行なっている韓国のGOD BRAVE STUDIOがそのまま担当。サイズは小さいながら、各部のエッジの立ち方や造形のメリハリはお見事。特に光を当てた時にくっきりと浮かぶ陰影は、小ささを感じさせません。モールドがパキパキにキレているので、ヘッドルーペと面相筆を装備して塗装するのも楽しそう。

「まだアニメとして動いているところを誰も見ていないのに、主役メカの立体物が先回りして配布されている」というのは、やはり本プロジェクトの特徴ではないでしょうか。放送開始の数ヶ月も前に矢継ぎ早に関連商品が発表され、小型のものとはいえプラモデルまで配られるという点からは、「変形ロボットアニメはトイやプラモがあってこそ!」という姿勢を感じられます。確かに、往年の名作ロボットアニメは、トイとともにありました。まずはプロモーションで先行してプラモを配ってしまうという本作の姿勢からは、「『ダンデヴァイン』はそういった文脈の復権を窺う作品だぞ!」というメッセージが伝わってきます。

そういう姿勢が伝わってきた以上、気になるのは本編の出来。面白ければ言うことなしですが、果たしてどうなってしまうのか。10月の放送開始までヤキモキしつつ、まずはこのプラモに色を塗ったりしながら待つのも、なかなかオツな体験。グッドスマイルフェス大阪(8/22〜23開催)でも配布されるとのことなので、マストでチェキラなのです。