
マッシブなボディの感動の中に、非常に繊細なタミヤからのおもてなしが潜んでいました。タミヤの「1/48 P-47D サンダーボルト “バブルトップ”」は、組み立ての仕上げに最高の高揚感を与えてくる傑作キットでした!


それがこの「主翼の機銃」です。最後にこのパーツを主翼に差し込むのですが、こう言ったパーツは取り付けるの位置や、機銃の突き出し量のバランスが意外と難しい……。さらに銃身が真っ直ぐにならなかったり……。

しかしこのタミヤのサンダーボルトは違います。片側4本、計8本の機銃パーツをランナーから切り出し、主翼の穴に差し込むと、「スルスルと差し込んで、止まったところが正解」なんです。

銃口が開口された精密な銃身パーツは全て同じ長さですが、主翼内部のストッパーの設置により、奥まで差し込むだけで実機通りの「段違いの突き出し量」が自動的に、かつ完璧に再現されます。定規で測る必要も、慎重に角度調整する必要もありません。ただ差し込むだけで、8本の銃身がビシッと整列する。この瞬間の「設計者にエスコートされている」ような感覚こそが、僕がこのキットで一番感動した部分といえます。

サンダーボルト特有の、力強く太い胴体が、ストレスなく目の前で組み上がっていく気持ち良さが、このキットの中に詰まっています。

面倒な調整は不要!箱を開けて、ただ説明書通りに手を動かすだけで、最高にカッコいいサンダーボルトが完成します。あの機銃が「ピタッ」と決まる瞬間の気持ちよさをぜひ味わってください!