
同じランナー(プラモデルのパーツが収まっている枠のこと)を色違いで2セット用意し、2機セットとして販売している「海洋堂 アートプラ ARTPLA マシーネンクリーガー グラジエーターG1/G2&スマイル エディ・アムゼル」。色違いの同じランナーを、適当につまみながら組んでいくと、意図しないカラーリングが目の前に現れるので、とっても面白いです。塗装では味わえない、「プラスチックの組み合わせ」だからこそ楽しめる色がそこにはあります。

「クリーム色のランナー」と「グレーのランナー」で2機分セットされています。どちらも絶妙な中間色で、とても良い色をしています。

初期生産型の「G1」と、先行量産型の「G2」を選択して組めます。2機入っているから、ひと箱でどちらも作れてしまうのは嬉しい限り。武装や各部のディテール差異を、作りながら見比べていく楽しさも味わえます。

接着剤を使ってパーツを貼り合わせていくキット。各パーツの内側には、このように大きなガイドや軸が用意されているので、パーツを同士を合わせた時にズレがほとんどありません。ピッタリとパーツ同士を合わせたら、あとは流し込み接着剤をちょんと流してあげるだけで、パーツは気持ちよく接着されます。

パーツごとにランダムにクリーム色のランナーとグレーのランナーを行ったり来たりしてパーツを組み合わせていくだけで、自分だけの色分けを楽しめます。なんだかプラモ開発中の3Dモデリングみたいですね。


4足歩行メカの足、それぞれの位置がしっかりと決まるように、根本の関節部分には「軸」と「軸穴」が数箇所用意されています。4本の足とも、軸を同じ角度の穴にはめてから接着することで、それぞれの足の関節の角度がきれい揃います。これによって、ディスプレイするときもしっかりと安定してくれるのです。2色を組み合わせると、メカディテールが集中したところが色分けされて、より情報量もアップするので楽しいですよ。


完成! こちらは初期生産型の「G1」。本体と脚部は接着しなくても、安定するので接着していません。こうすることで、塗装したりしたいなと思った時にとても塗りやすくなります。


1機作るのにおよそ2時間半かかりました。2日くらい分けて1機ずつ作るのがいいですね〜〜。説明書にはG1、G2、G3(後期量産型、発売中)の3面図が掲載されています。僕は組み上がった模型をこのイラストの隣に置いて、それぞれの違いを見て楽しみました。初期生産型とか先行量産型とかいう文字列を見ていると、戦車模型みたいに見えてきて、4足歩行の重装甲スーツであるグラジエーターがマシーネン世界の戦車にも見えてきました。

新規造形のフィギュアとして、マシーネン世界の人気キャラクター「エディ・アムゼル」もセットされます。遺棄されたメカで遊ぶのが好きな少年で、色々と揉め事起こす可愛いトラブルメーカーな彼を、ぜひお好きなキットの脇に置いて欲しいです。デカールの中にも、彼をバンクシー風に描いたイラストが収録されていますよ。

同じ形でも色が違えば印象も変わる。そして異なるタイプのパーツを見比べながらデザインの差異も楽しめる。そんな比較の楽しさが、この2機セットには閉じ込められています。ぜひ箱を開けて、あなた自身の手で組み上げてください。それでは!