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とっておきの技でエアブラシの威力を再確認! モデルアート『キャラ×テク大全1 エアブラシ塗装の基本〜中級テクニック編』

 「エアブラシ」は広く塗料を塗布するのに向いたツールです。スプレーより自由な色で、そして平滑で発色良く塗装ができます。エアブラシを最初に握ったとき、簡単でキレイに吹けたことに驚いたものです。単純に塗料を薄めてドン! 吹けてれば塗った相手に色が乗る。とはいえ、エアブラシも奥が深い。エアブラシ塗装の数々のテクニックを見せてくれるのがモデルアート刊、『キャラ×テク大全1 エアブラシ塗装の基本〜中級テクニック編』です。

 まずエアブラシ塗装時に「よく起きるあるある」なことと、その対処法を扱います。つぶつぶしている? ならうすめ液を足しましょう。薄すぎる? 絞って近づけてみたらどうでしょう。テクニックの前にこういった「初手で起きそうな問題」の解決方法を見せてながら、エアブラシ塗装ってどんなことを体感&体験できるのかを見せてくれるのです。

 そのうえで理論を扱います。エアブラシは空気圧、濃度、塗料の吹き出し、距離、こういった要素を詰めていくとよりよく「きれいな塗膜」を作ることができるのです。

 その本書において、私は最初の「ずんだもん」のプラモデル塗装を担当。ずんだもんはキャラクターキットとしてガールズプラモデルにも通じる部分も多いので、そのあたりでも役に立つようにキット組み立ての攻略もしています。

 なんで2体いるのか? 最近の色分けの良いキャラクターキット、とくにガールズプラモなだ「肌部分」はとても良い成型色(プラスチックの色)をしているものが多いです。そのため全塗装以外に、成型色を活かして塗装するといいよという例も作っています。これを「あっさり仕様」として掲載しています。

 もうひとつは肌も全部塗装したうえで、服のグラデーション色も濃い目に仕立てた「こってり仕様」。ぜひ誌面でその違いを楽しんでください。

 もちろんガチのガールズプラモとして佐伯リツカのカスタム作例もあります。メガロマリアのキットを軸に、オプションパーツであるM.S.Gシリーズも投入して、ヒロイックさとかわいさを上乗せしています。カスタマイズと塗装のポイントの両方を楽しめる素敵な記事です。

 同じモデルを4体も……異なる仕上げと技で……!? チャリで来た……? この1冊で11作例があって、それぞれに異なった技法で塗装がなされています。その中にはきっと自分に合うテクニックがあるでしょう。

 エアブラシについてはある程度知っているつもりでも、一読してみると、まだまだ学べるところがああると実感しました。この本の内容をマスターできれば、間違いなくすごいエアブラシの使い手になれるでしょう! エアブラシ塗装でお悩みの方はぜひ手に取ってください!

けんたろうのプロフィール

けんたろう

各模型誌で笑顔を振りまくフォトジェニックライター。どんな模型もするする食べちゃうやんちゃなお兄さんで、工具&マテリアルにも詳しい。コメダ珈琲が大好き。

 

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