

立体物を添えた写真を撮りたいときに“名脇役”として必要な資質は、顔の大きさと見た目の強さだ。リアル頭身のものは頭が小さく、脇役にすると存在感がまるで出ない。自分で作った食事を撮影する際にも手持ちの立体物をそえるようにしたり、外で写真を撮るときも何かしら持って行くようにしていたのだけど、どうにもうまく収まらない。しばらく悩んでいたが、ようやく気づいた。
昨年末にRTA in Japan Winter 2024 を見にいってきて、それがあまりにも面白すぎて会期中に2回も足を運んだ。2回目は、1回目の帰り際に買ったRTAちゃんのぬいぐるみと、会場の看板を一緒に撮影したのだけど、やってみるとこれがかなり楽しい。自分自身が写ることと、ただ看板を撮影することの中間とった具合で、みんなと同じような写真というよりもパーソナルなものになると感じた。

ちょうど良いかっこよさと、目につくデザインのものは何かないかと探していたら、チョイプラのスナッピングタートルが目に入った。巨大な3つのレンズはかなりデフォルメの効いたデザインな上にインパクトは十分。フィギュアでも良いかと思って持ち運んでいたことがあったが塗装が剥がれてしまったことがあり少し悲しい思いをした。その点プラモデルであれば、塗らないなら塗らないでいいし、塗装するのであれば、剥がれてしまったら同じ色を使えば修復も簡単だ。
箱のサイズを小さくすることで、簡単に作れそうな感じを醸し出している点はチョイプラがブランドを通じて頑張っているところだと思う。わざわざランナー同士をまとめる部品がついているのもそうだ。嬉しいなと思ったのは箱の裏面に実物大の図が印刷されている点で、これを見たのがスナッピングタートルは写真の脇に存在していてもしっかりと存在感を出してくれそうだと感じた理由だ。

接着剤を使わずとも作れるので簡単だけど、パーツ数は結構あって、それなりに時間はかかるといった感じ。早歩きでウォーキングをしているような心地よい達成感が完成後には得られた。試しに朝ごはんと撮影して見たけどもやっぱりインパクトのある顔がしっかりと主張するので買ってよかった。塗装しようかなと思っていたけどもプラスチックの色が綺麗なので、そのままでいいかと思っているし、他のボトムズシリーズもかなり気になり始めている。