

かつてこんなに、カメラドローンが描かれる漫画・アニメがあっただろうか……。
公道レース漫画の金字塔「頭文字D」の作者、しげの秀一氏による最新作「MFゴースト」。ヤンマガで2017年から続いた連載は2025年2月に最終回を迎えますが、テレビアニメの3rd Seasonも制作が決定しているまだまだ熱の冷めない作品です。作中では「MFG」という公道レースが開催されており、高速で走行するクルマをAI搭載ドローンで追尾撮影し、全世界のMFGファンに向けて生中継しています。
MFゴーストには実在するスーパーカーやスポーツカーが多数登場しており、クセのあるキャラたちがマシンを乗りこなす姿を見ていると、やっぱり欲しくなるのがプラモデル! その先陣を切って、主人公である片桐夏向(カナタ)が駆る「トヨタ・86」が、我らがアオシマより各ステージ仕様でプラモデル化されています。

冒頭でも触れた通り、この作品はカメラドローンがかなり重要な役割を担っています。その証拠として、このキットにも同スケールのドローンのプラモデルが付属するのです!これは嬉しい!本来ならばカーモデル本体をレビューすべきですが、ドローンから味見しちゃいましょう。ランナー1枚+ドローンを浮かせるための金属線という構成になっており、組み立ても説明書の1工程だけというシンプルさで好印象です。

あっという間に完成! しかし、これは飛んでいるのか…?仕方ないことなのですが、静止した4本のプロペラと直立した金属線のせいでMFゴーストの作中で活躍するカメラドローンの良さが失われている気がします。な、なにか、このドローンをカッコよくする方法はないのでしょうか。

こういう時は、あせらずお刺身を食べます(!?)。お刺身はおいしいのでえらい。お気に入りの日本酒も飲んじゃいましょう。

はい。お刺身を味わったところで、実は欲しかったのがこちらの「容器のフタ」。別にお刺身を買ってこなくても、コンビニ弁当のフタでもいいし、要は透明プラ板が欲しかっただけです。こちらをプロペラの直径サイズで4枚切り抜きます。サークルカッターがあると最高ですね。

ドローンのプロペラ部を思い切って切り落とし、先ほど作成した円形の透明板を貼り付けちゃいます。直立していた金属線もバランスを取りながら軽く折り曲げて、ドローンが前傾姿勢になるようにしました。するとどうでしょうか。先ほどまで元気のなかったドローン君から「行くぜッ!」という声が聞こえそうな、動きの感じられるディスプレイになりました。

もちろん主役はカーモデル本体なのですが、オマケがこんなに嬉しい製品は久しぶり。自分で組み立てたカーモデルの後ろにドローンを飛ばして、お気軽にMFGデビューさせちゃいましょう!