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立体を立体的に塗って模型を盛り上げるテク!?/ホワイトだけで楽しむ簡単カラーモジュレーション

 いきなりですが問題です、白い背景に白いランナーなのに、ちゃんとモノが見えるのはなぜでしょうか?
 答えは「立体に影が落ちているから」です。白い紙に黒い画材で絵を描いて平面の上に立体を表現するデッサン、図工とか美術の時間やりましたよね~。平面上に立体が現れるなら、立体であるプラモデルにこう塗ったら「もっと立体!」になるはず。

 実物の車とかを外でよーく見たら、ボディカラーは同じでもボンネットとドアーの色って違ってますよね。天面は光がまともに当たっていて、側面はそこまで光が当たっていない。その差を模型にも塗るわけです。白で。

 タミヤの1/48 ディンゴMk.Ⅱなら、たとえばグレーのサーフェイサー(下地塗料)で塗ったあと、上からベースホワイトのスプレーで霧がかかったように仕上げ。天面が白くて、側面や足回りはちょっと暗い。めっちゃ大雑把に見えますが、こういう演出はクドいほど効果が強調されます。

 同じくタミヤのロシアンタンクT-34の砲塔。どちらもMr.カラーの#121 「RLM81 ブラウンバイオレット」で塗っていますが(ブラウンとは!? バイオレットとは!?)、手前の砲塔だけはブラウンバイオレットホワイトをかなり混ぜたものを上方向からのみ吹き付けています。

 手前の方がなんかリアル……というか、立体的に見えませんか?カラーモジュレーションのお手軽版、車体色に「白」を混ぜて上から吹くだけ。ハイライトなのでざっと吹いてOKなのが楽しいのだ。
 この方法、「模型に光を召喚!」なので、どのジャンルにも使えます。特に舞台、時刻設定の助けになり「情景模型」には相性良いはず。基本塗装にひと手間「白を混ぜて天面を一段階明るく塗る」という簡単テクニックで、みんなも模型を盛り上げよう!

馬渕洋のプロフィール

馬渕 洋

52歳。年長フリーター、彫刻家、特殊工作人、BQ artist、邪道書家、から好きなものをお選び下さい。

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