

プラモには表には現れない「下地塗装」という工程もあったりする。下地を塗ることで上塗りする色をより定着しやすくしたり、下地の色を透けさせてグラデーション塗装をしたりするのだ。
一昔前までは、下地塗料というと「グレー」「黒」「白」くらいしかなかったのに、今は上に塗る色に合わせて、さまざまなカラーの「色付きサーフェイサー」が発売されている。それだけみんな色ごとに最高の下地塗装をしたいというニーズがあるのだろう。そんな色付きサーフェイサーの中で気になったのが今回ご紹介する「ガイアノーツ GS-06 サーフェイサー エヴォ シルバー 」だ。

銀はロボットのプラモや飛行機プラモなどの下地としてよく使われる。下地に銀を塗った後にメインカラーを塗装。その後、デザインナイフの先などで上塗りしたメインカラーだけ削り落とすと、下から銀がチラチラと見えるかっこいいダメージ表現を楽しめるのだ。また関節のアクセントカラーなんかにもいいので、このサーフェイサーを塗りっぱなしにして、通常塗料として活用しても良い。

気になっていたのが「銀の輝き」と「粒子感」。通常塗料の銀とはどのような違いがあるのか? わざわざサーフェイサーと謳っているのには理由があるのだろう。上記の塗料を剥がして銀を露出させる技法は、通常塗料の銀でも十分楽しめるのだ。

ガイアノーツ NAZCA プロユースシンナーと1:1の割合で希釈して塗装。まず驚いたの光沢感があまりなく、しっとりとした銀であること。タミヤのフラットアルミとまでは行かないまでも、非常にしっとりしていて、通常塗料の銀とはまた違った輝きがある。

キラキラ光るようなフレーバーは入っていない。そしてアップにしてみると粒子感がしっかりある塗料であることがわかる。これこそサーフェイサーと謳っている所以だろう。この粒子に上塗りした塗料がしっかりと食いついて、がっちりと定着するのだ。
成型色をあっという間に隠蔽する強さ、しっとりとした輝き、サーフェイサーらしい粒子感で塗料の食いつきも助ける。ガイアノーツ GS-06 サーフェイサー エヴォ シルバーは、まさにいぶし銀という言葉がぴったりな活躍を見せてくれる塗料と言える。早速この銀を下地にして、飛行機模型を筆塗りしてみようと思う。それでは!