

模型塗料メーカーのガイアノーツと、模型雑誌でも活躍するモデラー・朱凰(スオウ)氏がタッグを組んで登場した塗料「RAYVE(レイヴ)カラー」。現在コバルトマリンブルーとブラッディレッドの2色が発売されているのですが、瓶に入っている状態から鮮やかな色味を放っています。プロモデラープロデュース塗料は、模型トレンドを生み出している彼らの思考が盛り込まれているので、定番商品では味わえない面白さがあります。早速今回はコバルトマリンブルーを使ってみます。この塗料、吹き加減の調整や希釈率を変えることで面白い表現が可能です。

まず塗料瓶の底を見てみましょう。白の顔料が極端に少ないので、瓶の底までしっかりとコバルトブルー。まじりっけなしな青で、その見た目はクリアーカラーに近いです。

とは言っても、下にはコッテリと青の顔料があるのでよーく混ぜましょう。混ぜてみた感じ、塗料は濃いめに調整されているので粘度が高いです。

粘度がしっかりとある塗料だったので、塗料1:うすめ液2くらいに薄めたもので塗ってみようと思います。塗装サンプルは「PLAMAX MF-60 minimum factory スコープドッグ いつもあなたが」。模型雑誌「RHL」に付属した付録で、銀の成型色(プラスチックの色)がナイスです。銀の成型色は、隠蔽力やスケ感をチェックするのに便利です。

塗料1:うすめ液2での割合で希釈した塗料を吹き付けてみます。少し薄めの塗料なのに、1撃で発色します。しかも定着力が良いので、塗料がパーツの上で暴れることもないです。うすめ液はガイアノーツのプロユースシンナーを使用したのですが、このシンナーとの相性もよく、塗った側からすぐに乾いてくれてガンガン塗装が進みます。

間も無くストライクドッグと言えるくらいの青に……。3回塗り重ねただけで美しい青が爆誕します。

またこの塗料、白などの顔料が極端に少ないので濁りがほとんどありません。そのため通常塗料なのに希釈率を上げて塗ることで、下地の銀の色などが透けて簡易キャンディ塗装のような表現も楽しめます。こちらは希釈率を塗料1:うすめ液3くらいにして塗りました。下地の銀が透けてメタリックブルーのような塗面になっています。

左半分が透け感を意識して塗った状態。右が3回ほど塗り重ねて隠蔽させた状態。同じ塗料でも塗り方や希釈率の変化でここまで違う塗面になります。

濁りの少ない美しい青にこだわった結果、より面白い塗装表現が可能となった「SR-L01 コバルトマリンブルー」。色味も多くのメカや車模型などに使える、汎用性の高い青に仕上がっています。ぜひゲットして、透けさせたり隠蔽させたりして、塗装を楽しんでください!